Z1080600

数学科指導法1

Teaching Method of Mathematics 1

開講部

工学部

開講学科

教職専門

開講学年

学年共通

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

自由

系列区分

教職

講義区分

講義
教授瀬尾祐貴この授業の2011年度のアンケートを参照

授業の概要

数学教育の目標の変遷を概観し、今日的課題を把握する。「数学的活動」を経験・考察し、その観点から教材研究・授業構成・評価について考察する。中学生や高校生の数学観を問いながら、学校数学を「教えること」の意味をつかむ。

達成目標

1.学校数学の授業形態に目を向けて現状を把握すること。
2.「数学的活動」を経験・考察し、その観点から教材研究・授業構成・評価について考察すること。
3.単元や授業の三段階や授業素材の要件について具体例をもとに理解できること
4.具体例をもとに授業づくりが実際に出来ること。

授業計画

1.ガイダンス 数学教育のねらいと目標について理解する。数学教育の課題と問題点を知る。数学教育についての考え方、内容、方法を理解する。「数学的活動」を体験し、教材研究や授業構成を考える。生きた生徒を相手とする有効な指導法についての基本的な考え方を知る。
2.高校数学の授業形態の現状を捉える。自分が体験した高校数学の授業についてまとめ発表する。アンケート調査の結果の発表。
3.新しい数学教育の進むべき方向について。何のために数学を教えるのか。
4.数学的な見方、考え方について(1)考え方とその事例について
5.数学的な見方、考え方について(2)
6.授業つくりの実態。
7.授業素材の要件について考える
8.中学・高校の関数教育について(1)
9.中学・高校の関数教育について(2)
10.中学・高校の関数教育について(3)
11.授業素材について
12.数学的な見方・考え方について、課題発表と検討(1)
13.数学的な見方・考え方について、課題発表と検討(2)
14.講義と演習:学習指導案の作成
15.定期考査

評価方法と基準

課題レポート40パーセント 定期考査60パーセントにより行う

教科書・参考書

授業中に指定する。

履修前の準備

特になし

オフィスアワー

水曜日14時から16時

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:48:51 JST 2012