Z1081400

理科指導法1

Instructional Method of General Science 1

開講部

工学部

開講学科

教職専門

開講学年

学年共通

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

自由

系列区分

教職

講義区分

講義
講師倉橋政道この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

 「高等学校学習指導要領(理科編)」に示されている各科目の内容を、中学校理科との関連において理解した上で、生徒が主体的に思考する授業(化学)を実施できるようにする。また、高校理科の化学担当教員として、生徒の中学校理科(特に化学分野)での経験を発展させ、創造的でかつ安全な化学の実験指導ができるようにする。

達成目標

1.高等学校学習指導要領(理科編)の内容を理解した上で、高校生が主体的に思考・活動する授業が実施できる。
2.創造的かつ安全で、環境に配慮した化学の実験指導ができる。

授業計画

1.ガイダンス:高等学校・中学校における理科(化学)の授業は、物質の探究という観点に立つものである。従って、両者の学習指導要領の改訂の主旨等、及び、高等校学習指導要領の各科目の内容、特に「化学1・2」の内容の理解を深める。また、実験の指導法については、実際の実験を通して会得する。同時に、薬品の管理の方法、及び、環境に配慮した廃液処理の仕方を学ぶ。
2.講義と演習:両学習指導要領改訂の主旨、目標、科目構成について、解釈と提案
3.講義と演習:「理科基礎」の内容と展開について、解釈と提案
4.講義と演習:「理科総合A」及び「理科総合B」の内容と展開について、解釈と提案
5.講義と演習:「物理1」及び「物理2」の内容と展開について、解釈と提案
6.講義と演習:「化学1」及び「化学2」の内容と展開について、解釈と提案
7.講義と演習:「生物1」及び「生物2」の内容と展開について、解釈と提案
8.講義と演習:「地学1」及び「地学2」の内容と展開について、解釈と提案
9.講義と演習:指導計画作成に当たって配慮すべき事項について、解釈
10.講義と演習:指導計画作成に当たって配慮すべき事項について、提案
11.講義と演習:内容の取扱いに当たって配慮すべき事項について、解釈
12.講義と演習:内容の取扱いに当たって配慮すべき事項について、提案
13.実験指導法:(以下は、中学校理科第1分野の化学領域との関連を確認した上で実施する)酸性を示す粒子の確認の実験指導について
14.実験指導法:オキソニウムイオンの確認の実験指導について
15.実験指導法:酸・塩基反応1・2の実験指導について

評価方法と基準

 試験50%、課題提出30%(毎授業時に指示)、プレゼンテーション(個人)20%

教科書・参考書

 文部省「高等学校学習指導要領解説 理科編・理数編」

履修前の準備

 上記の解説書を読んでおくこと。

オフィスアワー

豊洲校舎・大宮校舎共に随時。事前に連絡があれば、日時・場所を決めて、教員免許取得を始めさまざまな相談にのります。

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合25%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:50:39 JST 2013