Z1184600

教育実習2

Teaching Practice 2

開講部

工学部

開講学科

教職専門

開講学年

4年次

開講時期

不定

単位数

2

単位区分

自由

系列区分

教職

講義区分

実験
教授瀬尾祐貴

授業の概要

 中学校教員免許状を取得しようとする者で、教育実習事前指導の受講を終え、さらに他の必要単位数を取得していることを前提としての学外実習である。したがって学外実習は最終学年に限られ、4年前期に実施される。受講生の実習校に出向き訪問指導を行なう形態である。学外実習は主に5月から10月である。
 なお、この他に7日間の「介護等の体験」活動に従事しなくてはならない。

達成目標

1.義務教育としての中学校教育の現場を生徒の実態や教師集団の日常活動を通してみずからの目で実感し、全貌を把握すること
2.中学生の発達段階や興味・関心あるいは生活意識などの諸側面を観察・記録・整理して考察すること
3.教科教育や教科外活動の指導・支援の力量を高めること

授業計画

1.ガイダンス(校長講話 教頭・教務主任からの学校紹介 実習計画の説明 学校案内 中学校の教育実習における留意事項(義務教育であることの扱い 不登校児の扱い 学習困難児の扱い 少年法改正関係での扱い) 教育目標 年間行事計画 カリキュラム 時間割(時程) 実習期間内の実習計画 教壇実習の時間割作成
2.実習 授業参観 学級運営参観 諸活動(登下校・給食・掃除など)参観 教材研究 教科教壇実習準備・指導案作成
3.実習 授業参観 学級運営・SHRの支援 諸活動支援 部活動支援 教材研究 教科教壇実習準備と学習指導案の作成
4.実習 授業参観と教科教壇実習 学級運営支援 諸活動支援 部活動支援 教科指導案の作成
5.実習 授業参観と教科教壇実習(授業過程の分析) 学級運営実習 諸活動支援 部活動支援 学習指導案の作成(
中学校における教育機器の活用などを含めて)
6.実習 教科教壇実習 学級運営実習 諸活動支援 部活動支援 道徳指導案の作成 教科指導案の作成(実態把握と授業細案の作成 授業形態の(一斉、小集団、個別)の創意・工夫。機器の導入など)
7.実習 道徳教壇実習 教科教壇実習 諸活動支援 部活動支援
学級運営実習(教室内での教師のリーダーシップ クラスにおける教師の位置などの研究)
8.実習 教科教壇実習 学級運営実習 諸活動支援 部活動支援 中学生相談(非指示的方法の試み 指示的方法の試み 診断法)と実態把握
9.実習 教科教壇実習 学級運営実習 諸活動支援 部活動支援
10.実習 教科教壇実習 学級運営実習 諸活動支援 部活動支援 学校行事支援準備 教科研究授業準備
11.実習 学校行事実習 教科教壇実習 学級運営実習 諸活動支援 部活動支援 研究授業指導案の作成
12.実習 教科研究授業(授業素材に吟味 生徒の発達段階・興味・関心との連関 授業過程(導入・展開・まとめ)の点検 講評)教科教壇実習 学級運営実習 諸活動支援 部活動支援
13.実習 道徳教壇実習 他教科授業参観 教科教壇実習 学級運営実習 諸活動支援 部活動支援 他教科教師との交流
14.実習 他教科授業参観 教科教壇実習 学級運営実習 諸活動支援 部活動支援 学校実態と教師の仕事の把握とまとめ 生徒の授業観や生活意識のまとめ
15.実習 教科教壇実習 学級運営実習 諸活動支援 部活動支援 
教育実習のまとめ 自己流「実習ノート」の整理 「教育実習日誌」(提出用)の整理

評価方法と基準

実習校から報告される成績及び校内実習指導の成績による。

教科書・参考書

『教育実習日誌』

履修前の準備

免許状取得に要する単位の充足。
「教育実習事前指導」「教育実習I」を履修済みのこと。

オフィスアワー

大宮校舎:水曜日14時から16時

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:49:03 JST 2012