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マクロ経済学

Macroeconomics

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授業の概要

経済学は、われわれの生活している社会に日常的に生じている事象を分析対象として、その合理的解明を目的としている。したがって、経済学において取り上げられることは、身近な出来事、普段何気なく見過ごしているトピックであり、それがもつ意味を理解する手段を提供することを目的としている。
 そこで、本講義では、経済学の中でも、マクロ経済学の基礎概念全般を取り上げ、社会で実際に行われている経済活動に留まらず、ありとあらゆる事象の中にある経済的要素に目を向け、それをマクロ経済学的に理解することを目指す。

達成目標

1.経済学の基礎概念を理解する。
2.マクロ経済学の基礎的な概念を理解する。

授業計画

1.マクロ経済学とは何か
2.マクロ経済の鳥瞰図/三面等価の原則
3.GDPの決定/潜在成長力/経済成長と寄与度
4.需要不足の意味/景気波及のメカニズム/限界消費性向と乗数/消費関数
5.金利と投資関数
6.貨幣の意味/信用乗数/金利と貨幣需要/貨幣量と物価
7.輸出入の変動要因
8.物価変動/インフレとデフレ
9.景気変動の波
10.インフレと失業/フィリップス曲線の含意
11.マクロ経済政策/財政政策と金融政策
12.中央銀行の役割
13.政府部門の役割
14.全体のまとめ
15.期末テスト

評価方法と基準

授業中の小テストないしは中間テスト(50%)、期末テスト(50%)を100点とし、総合得点60点以上を合格とする。

教科書・参考書

テキスト、参考書は必要があれば開講時に紹介する。

履修前の準備

特になし

学習・教育目標との対応(機械工学科)

1.(D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる.

学習・教育目標との対応(機械工学第二学科)

1.(C)技術・工学が地球環境と生態系との共生・共存を無視して独走することがないように,「技術・工学が社会に果たす役割」を強く自覚するための基礎知識と総合能力を習得する

学習・教育目標との対応(応用化学科)

1.(D)社会・文化と人間のかかわりを理解し,異なった立場からの考えを理解する柔軟性.

学習・教育目標との対応(電気工学科)

1.A1:種々の文化および社会の発展の歴史を理解して、説明することができる。

オフィスアワー

水・木曜日 授業時間以外 研究室にて

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:49:04 JST 2012