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現代人の精神衛生

Mental Health

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授業の概要

現代に生きる人々の中には,様々な理由から精神的自立や,社会への適応がスムーズに出来ず,そのために精神的なバランスを崩すというケースが多く見られる。この授業では,精神的な問題やその対処法,あるいは各年代の精神的な達成課題といったことを理解することにより,精神的健康を自己管理出来るようになるよう導くことを目的としている。さらに、社会的適応性を欠いた授業態度や遅刻は厳しく指導し、社会的適応性の促進を図る。

達成目標

1.現代人とりわけ青年期にある若者の精神的な問題やその処理の仕方に関する知識や、精神的成長に必要な知識を取得する。(授業計画のすべての内容)
2.社会的適応性を欠くことのない態度を保持する。(すべての授業を通じて)

授業計画

1.導入
   精神衛生の意味と意義
2.ライフサイクルからみたメンタルヘルス1
   思春期前期・後期,青年期の発達課題
3.孤独感
   青年期における孤独感の類型と対処
4.青年期におけるアイデンティティ形成
   アイデンティティ形成の重要性
5.青年期に見られる精神障害1
   対人恐怖,ひきこもり
6.青年期に見られる精神障害2
   スチューデント・アパシー
7.青年期に見られる精神障害3
   摂食障害       中間テスト
8.青年期に見られる精神障害4
   自己愛人格障害
9.現代社会における心の歪み
   モラトリアム人間,スーパーウーマン症候群
10.家族のメンタルヘルスおよび学校のメンタルヘルス
    現代社会の家族体系とその問題点
11.学校のメンタルヘルス
    いじめ,不登校
12.社会問題となっている精神障害
    薬物依存
13.笑いと健康
    笑いと健康との関係
14.まとめ
    授業内容の統括
15.試験
    授業内容すべてに関する試験

評価方法と基準

中間テスト
期末試験(全授業の内容)
2〜3回程度の演習。
中間テスト20%+期末試験40%+演習30%の評価割合として,総合得点が100点満点中60点以上を合格とする。
ただし,欠席回数が5回以上の者は,期末試験を受ける権利を認めない。
また,演習取組み姿勢および授業態度が極端に悪い場合は減点対象となる。

教科書・参考書

授業内容と配布資料がすべて。

履修前の準備

シラバスの内容、特に授業の概要をよく読んで理解しておくこと。

学習・教育目標との対応(機械工学科)

1.(D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる.

学習・教育目標との対応(機械工学第二学科)

1.(C)技術・工学が地球環境と生態系との共生・共存を無視して独走することがないように,「技術・工学が社会に果たす役割」を強く自覚するための基礎知識と総合能力を習得する

学習・教育目標との対応(応用化学科)

1.(D)社会・文化と人間のかかわりを理解し,異なった立場からの考えを理解する柔軟性.

学習・教育目標との対応(電気工学科)

1.A1:種々の文化および社会の発展の歴史を理解して、説明することができる。

オフィスアワー

授業のある日の夕方,研究室にて。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:49:12 JST 2012