00581900

現代社会における人間関係

Human Relations in Modern Society

所属する学科・専攻を選択してください
教授春日伸予この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

現代社会は,高度情報化が進むことによる人の孤立,家族の疎遠,等の様々な人間関係における問題を抱えている。そうした状況の中,人間関係がうまくいかないことに悩んだり,人間関係に起因するストレスを蓄積したりする若者が増加している。この授業では,日常生活における人間関係を振り返り,人間関係の問題点への気づきやその改善への知識を取得することを目標としている。また、授業中の態度や遅刻等に関して厳しく指導し、他者に迷惑をかけない社会的適応性のある態度を促進する。

達成目標

1.社会や組織における人間関係で起こりやすい問題やその改善方法に関する知識、および、よりよい人間関係築くために必要な知識の取得(すべての授業内容が対応)
2.社会的適応性のある態度の保持(全授業を通じて)

授業計画

1.導入
   授業全体の流れに関する解説
2.人間関係の意味,意義
   人間関係と心身の健康との関係
3.人間関係の形成過程
   対人認知、対人魅力
4.人間関係に必要な要素
   自己開示,自己提示
5.友人との関わり
   青年期における友人関係の特徴
6.他者イメージと人間関係、集団の中の個人
   自分と他者の理解、集団に影響を与える個人
7.コミュニケーションのあり方
   ストロークの種類と法則      中間テスト
8.人間関係を悪化させる悪い癖(ゲーム)1
   ゲームの仕組みと特色
9.人間関係を悪化させる悪い癖(ゲーム)2
   ゲームへの気づきと修正
10.交流分析1
   人間関係の改善方法
11.交流分析2
   性格パターンの解明
12.人間関係を壊しやすい感情
    「怒り」と「嫉妬」
13.孤独感
    青年期の孤独感の類型と人間関係との関連性
14.まとめ
    授業内容の統括と重要ポイントの復習
15.期末試験

評価方法と基準

中間テスト
期末試験(全授業の内容)
2〜3回程度の演習。
中間テスト20%+期末試験40%+演習30%の評価割合として,総合得点が100点満点中60点以上を合格とする。
ただし,欠席回数が5回以上の者は,期末試験を受ける権利を認めない。
また,演習取組み姿勢および授業態度が極端に悪い場合は減点対象となる。

教科書・参考書

授業内容と配布資料がすべて。

履修前の準備

シラバス、特に授業の概要をよく読み、内容を理解しておくこと。

学習・教育目標との対応(機械工学科)

1.(D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる.

学習・教育目標との対応(機械工学第二学科)

1.(C)技術・工学が地球環境と生態系との共生・共存を無視して独走することがないように,「技術・工学が社会に果たす役割」を強く自覚するための基礎知識と総合能力を習得する

学習・教育目標との対応(応用化学科)

1.(D)社会・文化と人間のかかわりを理解し,異なった立場からの考えを理解する柔軟性.

学習・教育目標との対応(電気工学科)

1.A1:種々の文化および社会の発展の歴史を理解して、説明することができる。

オフィスアワー

授業のある日の午後4時15分〜午後4時45分、研究室にて。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Nov 24 14:34:55 JST 2011