D0051800

分析化学2

Analytical Chemistry2

開講部

工学部

開講学科

応用化学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

講義
准教授濱崎啓太この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

【 講義概要 】
近年の分析手段として分光学の占める割合はますます拡大される傾向にありその応用範囲も工業のみならず医療、製薬、食品、環境測定等広範囲に及んでいる。この様な現実に対応すべく分光学の基礎と応用、また分離分析手段としてのクロマトグラフィー、電気泳動等を用いた生体分子解析と検出手段としての分光学との関係、分光学の分離分析化学と定量分析化学における役割を講義する。また同時に開設されている有機構造決定法とシンクロナイズし相互の理解を助ける。

達成目標

1.分離分析法としてのクロマトグラフィーを理解し、試料に対して適切な分離手段を立案できる。
2.光、電磁波の基本的性質を理解する。
3.定量分析法としての分光分析化学を理解する。
4.構造解析法としての分光学の基礎を理解する。

授業計画

1.【 講義計画 】
構造解析のための分光学、光の性質、波動の吸収、散乱、発光、共鳴
2.分子振動と赤外吸収
3.核磁気共鳴、電子スピン共鳴
4.LASERの応用、質量分析
5.電子遷移と紫外・可視
6.光励起状態と発光、消光(蛍光と燐光)
7.蛍光異方性、時間分解蛍光
8.中間試験
9.分離分析化学、クロマトグラフィーの基礎
10.物質間に働く相互作用、分子間相互作用
11.薄層クロマトグラフィーの基礎
12.クロマトグラフィーの応用、GPC, HPLC、GC
13.電気泳動、遺伝子、蛋白質の分離分析
14.偏光、旋光と光学活性、蛋白質の構造
15.期末試験

評価方法と基準

中間試験50%、期末試験50%

教科書・参考書

教科書
分析化学、S.P.J.Higson、東京化学同人
物理化学要論、アトキンス、東京化学同人

履修前の準備

分析化学1

学習・教育目標との対応

1.(B)無機化学,有機化学,物理化学,分析化学,生物化学,化学工学,高分子化学,材料化学等の応用化学の基礎知識と,その応用能力.

オフィスアワー

10-18:00 @13B25
e-mail: hamie@sic.shibaura-it.ac.jp

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:51:49 JST 2012