技術と倫理 |
Engineering ethics |
開講部 | 工学部 |
開講学科 | 応用化学科 |
開講学年 | 3年次 |
開講時期 | 後期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 必修 |
系列区分 | 専門 |
講義区分 | 講義 |
講師 | 飯田汎 |
1. | 先進技術文化立国ニッポンの姿とイノベーションの社会的意義を理解する。 文化創造・知識創造・環境調和社会の理解を通して、日本社会の現状と将来の あり方、イノベーションの牽引力として何が不可欠かを理解する。(個人と社会) |
2. | 国際社会と産業社会の理解 米国・中国を通して国際社会と産業競争力の不可欠さを理解し、併せて日本の特 徴(プラスのマインド、負のマインド)を理解する。(国際的な視点でみる日本) |
3. | 事業創造の意義と技術者の使命の理解 企業の役割、事業の創造を通して、イノベーションの意義と創造性について理解 する。 |
4. | 企業倫理と技術者倫理の理解 事業の創造を通して、技術者としての倫理感を理解する。 (企業技術者と倫理) |
5. | 社会規範を理解し、技術者としての使命感を理解する。 (社会規範の理解) |
課題『ニッポン技術者の使命』 イノベーションを牽引する技術者の使命と倫理 1.先進技術文化立国ニッポンとイノベーション 【日本の未来】 知識・環境・文化融合型社会の形成と日本の未来 | |
2.先進技術文化立国ニッポンと技術者の役割 【社会と技術】 社会と技術の関わり、構想力の涵養 | |
3.グローバル社会と日本の産業技術(1) 【国際社会と日本】 アメリカ社会とニッポン 欧米社会の視点から日本の特徴を考える。 | |
4.グローバル社会と日本の産業技術(2) 【アジアと日本】 東アジア社会とニッポン 中国・韓国社会を通じて日本の役割を考える | |
5.パラダイムの転換と技術革新 【社会の変化】 技術革新、イノベーション概念を理解し、創造性について考える | |
6.産業をリードした技術と現代社会のフロンティア 【化学産業の使命】 化学産業の役割、機械産業の役割、産業の果す使命を考える | |
7.知識創造社会と技術者 【知識社会の倫理】 情報技術のフロンティア、知識の創造と活用を考える | |
8.環境調和社会と技術の課題 【環境調和の倫理】 環境保全、資源・エネルギーの課題から、これからの技術者の使命を理解する | |
9.生活文化の創造と技術者の役割 【生活文化と倫理】 少子高齢化社会の課題を理解し、技術者としての使命を理解する | |
10.産業社会と企業の仕組み(1) 【企業倫理】 日本のモノづくりと企業の役割を通して企業倫理と技術者倫理を理解する | |
11.産業社会と企業の仕組み(2) 【企業倫理】 マーケティングと新事業の開拓 起業の意義を理解する | |
12.ニッポンの歴史150年と科学技術の進歩(1) 【日本の歴史教育】 黒船から太平洋戦争、明治・大正・戦前の昭和を通して、歴史認識と倫理観 | |
13.ニッポンの歴史150年と科学技術の進歩(2) 【日本の歴史教育】 戦後の発展と社会の変遷を通して、現代社会の成り立ちを理解する。 | |
14.先進技術文化立国ニッポンの未来とリーダーシップ 【リーダーシップ論】 未来の日本における社会規範とリーダーシップを理解する | |
15.最終テスト |
1. | (C)人類が生存している自然環境を理解し,化学技術者として技術が社会や自然に与える影響を判断できる能力 |
2. | (I)自らの力で社会における問題点を認識し,その情報を社会と共有できる能力. |
・ | *講義終了後30分、教室にて対応 |
・ | メールも可能 |