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市場調査論

Marketing Research

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教授高中公男

授業の概要

 「市場」とは何か。「市場」はどのように形成されるのか。経済・社会活動は、この「市場」において行われている。したがって、この「市場」を理解するということは、経済・社会活動を理解することでもある。
また、モノを調べることは、将来的な方向を探るという意味に限らず、モノを考える上でも、重要な示唆を与えてくれるものである。しかし、やみくもに調べても成果はなかなか上がらないものである。
そこで、本講義では、マーケティングの基礎となる市場(マーケット)をどのように捉えるか、そして、調査メソッド、分析手法、パネル調査、グループ・インタビュー、アンケート調査法(調査票の設計など)など調査・分析の手法、そしてレポーティングいたる一連の調査手法について基礎から学習する。

達成目標

1.さまざまな調査・分析手法について学び、それを理解する。

授業計画

1.「市場」をどうみるか
2.市場調査のプロセス
3.調査課題の設定
4.仮説の設定・検証
5.定量情報と定性情報
6.因果関係と確率的関係、相互関係
7.企業・産業調査/消費者調査/社会調査
8.調査手法(1)
9.調査方法(2)
10.調査方法(3)
11.分析手法(1)
12.分析手法(2)
13.分析手法(3)
14.データ処理
15.全体のまとめ

評価方法と基準

授業期間中に課す複数回の課題レポートにより、60点以上を合格とする。

教科書・参考書

テキスト、参考書は必要があれば開講時に紹介する。

履修前の準備

「確率と統計1」「確率と統計2」「経済統計学」「地域調査入門」を履修していることが望ましい。

学習・教育目標との対応(機械工学科)

1.(D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる.

学習・教育目標との対応(機械工学第二学科)

1.(C)技術・工学が地球環境と生態系との共生・共存を無視して独走することがないように,「技術・工学が社会に果たす役割」を強く自覚するための基礎知識と総合能力を習得する

学習・教育目標との対応(応用化学科)

1.(D)社会・文化と人間のかかわりを理解し,異なった立場からの考えを理解する柔軟性.

学習・教育目標との対応(電気工学科)

1.A1:種々の文化および社会の発展の歴史を理解して、説明することができる。

オフィスアワー

水・木曜日 授業時間以外 研究室にて

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Sat Nov 26 15:43:34 JST 2011