エレクトロニクス科学史 |
Science History of Electronics |
教授 | 小池義和 |
1. | これまでの発明・発展してきたエレクトロニクスにおける節目の技術を一通り理解し,今後,学ぶべき各科目の重要性を理解できるようにする。 |
2. | これからの技術には性能だけでなく,倫理・環境に配慮していくことが必要であることを認識できるようにする。 |
1. | 電気のはじまり ・電気の発見,電磁気現象の発見 ・産業革命と電気技術 |
2. | 有線電信の誕生 ・鉄道と電信機の発明 ・電話と電信 |
3. | モータ・発電機の発明 ・ファラデーと電磁気学 ・電動機の発展 ・発電機の発明 ・電力技術と交流理論 |
4. | 電磁波の発見 ・電磁波が発見されるまで ・マクスウェルの電磁気理論 ・マルコーニと無線事業 (小レポート1回目) |
5. | 電子の発見 ・電子とは ・電子が発見されるまで |
6. | 量子論の誕生 ・粒子と波動 ・原子から電子へ |
7. | 真空管時代と無線技術 ・真空管の誕生 ・無線電信技術 ・レーダとテレビ |
8. | トランジスタ誕生 ・半導体 ・真空管から固体素子へ ・トランジスタ誕生まで (小レポート2回目) |
9. | マイクロプロセッサと論理素子 ・電子式計算機が発見されるまで ・電子式ディジタルコンピュータ |
10. | トランジスタから集積回路へ ・集積回路の発明 ・超高集積化をもたらした技術 |
11. | 量子エレクトロニクスの発展 ・レーザの発明 ・レーザーと光通信 |
12. | 照明機器・表示機器の発達 ・エジソンと照明 ・ブラウン管の発明 ・薄型ディスプレイへ (小レポート3回目) |
13. | エレクトロニクスと電力伝送・自動制御 ・大電力用エレクトロニクス技術 ・ロボットと自動制御技術 |
14. | これからのエレクトロニクス ・情報化社会とエレクトロニクス ・エレクトロニクス技術の将来展望 |
15. | 地球環境とエレクトロニクス ・科学技術と地球環境問題 ・技術者倫理とは ・最終レポート課題について |
1. | (D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる. |
1. | (C)技術・工学が地球環境と生態系との共生・共存を無視して独走することがないように,「技術・工学が社会に果たす役割」を強く自覚するための基礎知識と総合能力を習得する |
1. | A1:種々の文化および社会の発展の歴史を理解して、説明することができる。 |
・ | 大宮講義の日 |