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メディアリテラシ

Media Literacy

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授業の概要

情報があふれる現代社会において、適切にメディアや情報を扱うことができる力があるかどうかは、生死を決することさえある。ここでは、この「力」を「メディアリテラシ」と呼ぶ。メディアリテラシは、単にインターネットや情報機器を操作できることにとどまらず、正確な情報を入手したり、得た情報を比較・検討したり、それらを理解・解釈し使いこなす力を含む。また、様々な情報資源やデータ資源の所在を知り、それらにアクセスできる力も重要である。
 本講義では、これまでに学生諸君が「常識」であると思っていたことに改めてトライすることを通して、体系的にメディアリテラシを理解するための基礎力を身に付けることを眼目とする。授業は講義と実習で構成する。

達成目標

1.情報を適切に扱うためのメディアリテラシの基本を取得し、情報を得たり情報を発したりすることが主体的にできるようになることをめざす。

授業計画

1.イントロ 講義の概要とテーマの説明
2.インターネットから情報を得る(1)
3.インターネットから情報を得る(2)
4.インターネットから情報を得る(3)
5.インターネットから情報を得る(4)
6.複数の情報源を使う(1)
7.複数の情報源を使う(2)
8.図書館の情報検索(1)
9.図書館の情報検索(2)
10.図書館の情報検索(3)
11.文献・データ検索の課題(1)
12.文献・データ検索の課題(2)
13.文献・データ検索の課題(3)
14.文献・データ検索の課題(4)
15.期末テスト
16.授業計画は15回を目安に割り振ったものであるが、授業の進捗状況などにより順序を入れ替えることがある。授業内容を知るうえの目安として欲しい。

評価方法と基準

本授業では頻繁にレポート課題を与えるため、授業には真剣な姿勢で臨むことを求める。なお、小テストを行うこともあるが予告はしない。本授業は授業時間中における課題への取り組みを重視する。したがって、欠席・遅刻は評価に大きなマイナスとなる。評価は、各テストとレポートを総合的に評価し、100点満点に換算し60点以上を合格とする。

教科書・参考書

<教科書>特になし。必要に応じプリントを配布する。
<参考書>授業中に示す。

履修前の準備

パソコンの基本的な操作(ブラウザ、メール、ワープロなど)について習得できていることを前提とする。パソコン操作に関連する科目(情報リテラシなど)を履修していることが必須である。実習を重視するため、人数制限を設ける。

学習・教育目標との対応(機械工学科)

1.(D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる.

学習・教育目標との対応(機械工学第二学科)

1.(C)技術・工学が地球環境と生態系との共生・共存を無視して独走することがないように,「技術・工学が社会に果たす役割」を強く自覚するための基礎知識と総合能力を習得する

学習・教育目標との対応(応用化学科)

1.(D)社会・文化と人間のかかわりを理解し,異なった立場からの考えを理解する柔軟性.

学習・教育目標との対応(電気工学科)

1.A1:種々の文化および社会の発展の歴史を理解して、説明することができる。

オフィスアワー

前期後期ともに木曜日3限

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:54:49 JST 2013