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中国の言語と文化

Chinese Language and Culture

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廖八鳴この授業の2009年度のアンケートを参照

授業の概要

この講義は中国語入門と中国文化の知識との二つの部分から構成される。前者は中国語の発音系統、基本文型、常用単語などの入門知識を勉強し、これからいつでも必要なとき独自に勉強を再開できるように土台を作りあげる。後者の中国文化は、社会人としての基本教養と必要知識が織り込まれている。とくに中学?高校時代では学んでいない現代中国のことに重点を置く。いま中国経済は非常に注目されるようになり、日本経済との関わりもますます深くなっている。この現状を考え、学生たちの要望にも従い、中国経済の内容も講義にいれられている。この講義を通じて、中国に関する基本教養を備え、ないし将来の就職と仕事には役に立てば幸いと思う。中国に関心がある学生を希望する。

達成目標

1.中国語の基礎知識を習得する。
2.他者の文化を学習することによって自国文化への理解を深める。
3.社会人として必要な中国知識を身につける。

授業計画

1.講義ガイダンス———中国の地理と歴史
2.中国語の入門(1)———中国にもローマ字がある
3.中国語の入門(2)———四つの声調で意味が区別される
4.中国語の入門(3)———日中の漢字がちょっと違う
5.中国語の入門(4)———中国語が英語に似ている?
6.中国語の入門(5)———辞書があればもう中国語が読める
7.中間試験
8.漢字文化と儒教文明
9.諸子百家———中国人の知恵袋
10.多民族国家
11.中国のメカニズム———村から国までの運営
12.戦後の日中関係
13.新聞でよく見る中国の話題
14.世界の工場としての中国———産業?経済?金融?環境
15.期末試験

評価方法と基準

積極的な授業参加?課題20%、中間試験30%、期末試験50%を100点とし、総合得点60点以上を合格とする。

教科書・参考書

1.プリント配布
2.『学漢語』白帝社

履修前の準備

特になし。ただし、授業には必ずテキストとプリントを持参すること。

学習・教育目標との対応(機械工学科)

1.(D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる.

学習・教育目標との対応(機械工学第二学科)

1.(C)技術・工学が地球環境と生態系との共生・共存を無視して独走することがないように,「技術・工学が社会に果たす役割」を強く自覚するための基礎知識と総合能力を習得する

学習・教育目標との対応(応用化学科)

1.(D)社会・文化と人間のかかわりを理解し,異なった立場からの考えを理解する柔軟性.

学習・教育目標との対応(電気工学科)

1.A1:種々の文化および社会の発展の歴史を理解して、説明することができる。

オフィスアワー

各授業前後に講師室にて対応

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Sat May 08 07:55:15 JST 2010