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現代史

Contemporary History

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授業の概要

本講義では、とりわけ現在の日本を大きく規定する戦後政治・外交史を取り上げる。具体的には戦後政治の始まりである太平洋戦争の起因とその政治的結果を検討した上で、戦後の政治制度、近隣4か国との対外関係の概要を説明する。これにより、現代日本政治・外交のかかえる諸問題を、歴史から説明する力を養う。

達成目標

1.日本戦後史における基礎的な用語や歴史的事象を知識として身につける。
2.現代日本外交におけるさまざまな問題の歴史的な要因や経緯を理解し、外国の側から見た日本という広い見方を身につける。

授業計画

1.ガイダンスと以下の基礎的な歴史事項の確認
2.敗戦—戦後の民主化政策
3.日本国憲法の制定
4.日本国憲法における政治制度
5.冷戦と占領政策の転換
6.朝鮮戦争とサンフランシスコ講和条約
7.占領期政権の展開(東久邇内閣〜第三次吉田内閣)
8.自由民主党の成立と日ソ国交回復
9.岸内閣と改定安保条約
10.池田内閣と高度経済成長政策
11.佐藤内閣の外交政策—日韓条約・沖縄返還
12.田中内閣とその功罪—日中国交回復から金脈問題による退陣まで
13.自民党派閥政治の展開
14.高度経済成長以後の日本経済と経済政策
15.試験

評価方法と基準

3〜4回程度レポートを行い、評価の30パーセントとする。
前期期末試験を全講義終了後に1回行う。評価の70パーセントとする。
合計100%として60%以上取得を合格とする。

教科書・参考書

教科書は指定しない。参考書としては石川真澄『新版・戦後政治史』(岩波書店 新書版)が手に入りやすいが、講義は参考書どおりに進めるわけではないので、ノートを大事にしてほしい。

履修前の準備

毎回、前講義のノートを一読しておくと、流れをつかみやすい。

学習・教育目標との対応(機械工学科)

1.(D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる.

学習・教育目標との対応(機械工学第二学科)

1.(C)技術・工学が地球環境と生態系との共生・共存を無視して独走することがないように,「技術・工学が社会に果たす役割」を強く自覚するための基礎知識と総合能力を習得する

学習・教育目標との対応(応用化学科)

1.(D)社会・文化と人間のかかわりを理解し,異なった立場からの考えを理解する柔軟性.

学習・教育目標との対応(電気工学科)

1.A1:種々の文化および社会の発展の歴史を理解して、説明することができる。

オフィスアワー

講義前後講師室にて。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:55:17 JST 2013