1. | ルネサンス美術1・・・初期ルネサンスからボッティチェリの作品を中心に、遠近法など中世の絵画との違い、図像にこめられた意味を探る。 |
2. | 描かれた時間・・・ジョット・ディ・ボンドーネの作品を主として、異時同図法など、中世と近代での時間表現の相違を読む。 |
3. | ルネサンス美術2・・・レオナルド・ダ・ヴィンチの主要作品を解釈する。 |
4. | ルネサンス美術3・・・ミケランジェロの彫刻と絵画を解釈する。 |
5. | ルネサンス美術4・・・ラファエロの代表作を解釈する。 |
6. | キリストの磔刑とピエタ(哀悼)・・・十字架に処せられたキリスト。キリストの死を悼み、亡骸を抱く聖母。時代や地域で異なる表現がうまれた背景、図像に込められた意味を探る。 |
7. | 裸体像の変遷・・・古代ギリシア・ローマから中世キリスト教世界を経てルネサンス時代に受け継がれた男女の裸体表現。近代美術にも反映する表現の自由と約束事をみる。 |
8. | 近代へのまなざし・・・19世紀アカデミスムの美の概念を遵守するサロンへの挑戦。クールベとマネの作品を解釈する。 |
9. | 風景画1・・・ルネサンス以降、科学や自然へのまなざしが強まり、風景も重要な役割を果たすようになる。19世紀のドイツ・ロマン主義までの風景画を考える。 |
10. | 風景画2・・・ドイツとイギリスのロマン主義の風景画を検討し、当時のアメリカ美術への導入をみる。 |
11. | 風景画3・・・モネを中心に、19世紀フランスの風景画を考える。 |
12. | ジャポニスム・・・日本の文化・芸術が19世紀末〜20世紀初頭の西洋美術に与えた影響をみる。 |
13. | 自画像の解釈・・・自画像は己を描いた/彫った肖像であるが、「こう見られたい」という気持ちが、意識しているにせよ無意識であるにせよ入り込む。古今東西の自画像をとりあげて、そこに潜む自意識や欲求を読み解く。 |
14. | 戦争と芸術・・・近代兵器によって想像以上の惨状を呈した第一次大戦。当初戦争による浄化を唱えた文化人や芸術家たちの絶望を作品によって紹介し、次いでナチス・ドイツ政権の文化統制を取りあげ、戦争と芸術のかかわりを考える。 |
15. | 定期試験 |