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政治学

Politics

所属する学科を選んでください:

大沼久夫この授業の2008年度のアンケートを参照

授業の概要

すべての民主主義国家では国民が主権者である。その国家・社会のあり方、運営のルールを決めるのが政治である。政治家(議員)たちに任せておけば良いというものではない。
国民ひとりひとりの政治に対する意識(政治意識)と行動がその国の民主主義度を決めると言われる。
この授業では政治学の基本的諸問題を受講生とともに考え、政治に参加し始め、次代を担う立場から日本の政治社会が直面している諸問題に関する知識を広め、その原因の究明と解決の方策をともに考えていきたい。

達成目標

1.政治学の基本的な知識を身につける。
2.日本社会が直面している政治問題・課題を知り、解決策を考える

授業計画

1.授業ガイダンス テキスト 授業の進め方 評価等
2.政治学とは何か その目的 学ぶ意義 民主主義とは
3.民主主義の歴史 古代ギリシャ
4.民主政とは アリストテレスの6つの政治体制
5.近代の民主主義
6.大統領制と議会制
7.代表制と政党・選挙
8.民主政治と世論
9.近代日本の政治 明治の日本
10.20世紀の政治を振り返る
11.戦後日本の政治を考える
12.これからの日本の政治的課題とは
13.21世紀の世界と日本
14.授業のまとめ
15.期末試験

評価方法と基準

小レポート15%、課題レポート35%、期末試験50%を100点とし、総合得点60点以上を合格とする。

教科書・参考書

 教科書  佐々木毅著『民主主義という不思議な仕組み』ちくまプリマー新書
                       760円+税  2007年

 参考書  授業中に随時紹介

履修前の準備

新聞やテレビ等で政治に関する関心を高めること

学習・教育目標との対応(機械工学科)

1.(D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる.

学習・教育目標との対応(機械工学第二学科)

1.(C)技術・工学が地球環境と生態系との共生・共存を無視して独走することがないように,「技術・工学が社会に果たす役割」を強く自覚するための基礎知識と総合能力を習得する

学習・教育目標との対応(応用化学科)

1.(D)社会・文化と人間のかかわりを理解し,異なった立場からの考えを理解する柔軟性.

学習・教育目標との対応(電気工学科)

1.A1:種々の文化および社会の発展の歴史を理解して、説明することができる。

オフィスアワー

授業の前後、講師室にて。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Sat May 08 07:57:17 JST 2010