経営学 |
Management |
1. | 「経営学のものの見方」を身につけ、自分の言葉で企業経営について考えたり発言出来るようになる。 |
2. | 安直に答えを求めて, 経済メディアやコンサルタントに飛びつかないようになる。 |
1. | イントロダクション 講義のテーマと進め方。なぜを考える思考を身につけることの意義。成績評価の方法。 |
2. | 経営学の対象 まず、「企業」と「経営」が異なる概念であることを理解する。ついで経営学の成立と対象を理解する。20C初頭にドイツ、アメリカで経営学が成立したことを学び、最近では、企業の経営から、あらゆる組織体へとその対象を広げてきたことを理解する。 |
3. | 企業論(1) 企業形態(所有の形態、法律から企業を分類してみる)について取り上げ、株式会社が多数の資本を集めるのに適した形態であり、それゆえ、所有と経営の分離という現象が生じることを理解する。 |
4. | 企業論(2) 所有と経営の分離の結果、企業の意思決定が取締役会によってなされることを学ぶ。また決定機関である取締役会の仕組み、株主と取締役会の関係について扱う。 |
5. | 企業論(3) 企業の目的について検討し、利益極大化仮説、株主価値最大化仮説の問題点を示す。 |
6. | 企業と社会 企業は真空に置いて経済的な活動を行うのではなく、社会環境の中で、さまざまなステイクホルダーの期待と制約の中で存在することを理解する。最近の企業の社会的責任(CSR)に関する問題も取り上げる。 |
7. | 中まとめと小テスト |
8. | 経営戦略論(1) 短期・ルーティンではなく、長期的な環境適応の必要性と、そのための経営戦略について学ぶ。戦略論の視座(企業内部に注目するか、外部に注目するか)を明らかにしつつ、戦略思考の糸口をつかむ。 |
9. | 経営戦略論(2) 外部に注目する戦略論として、M.ポーターの業界構造分析の考え方を取り上げる。具体的には、業界内競争、新規参入や代替品の脅威、売り手買い手の交渉力が、企業の収益性を決定するという見方について学ぶ。 |
10. | 経営戦略論(3) 企業の内部に注目する戦略論を取り上げる。リソース・ベースド・ビューの戦略論と、組織の学習能力に注目する「見えざる資産」の戦略論について検討する。 |
11. | 経営戦略論(4) 日本企業の経営戦略の特徴について触れつつ、中まとめ。 |
12. | 経営管理論(1) 20C初頭に米国で成立した科学的管理法について取り上げる。標準課業量の設定、差別的出来高給の仕組みなどについて取り上げ、ひとの持つ経済的欲求について理解する。 |
13. | 経営管理論(2) ひとは、仕事においても、しばしば公式のルールよりも仲間内の非公式のやり方を優先する。つまり、仕事における仲間と内部規範の持つ意味について理解する必要がある。そこで、ホーソン実験、人間関係論を取り上げる。 |
14. | 経営管理論(3) 前2回の内容を復習しながら、マズローの欲求階層説について取り上げ、ひとの持つ欲求とそれを満たす方法と、モティべーションについて考えることの意義について理解を深める。中まとめ。 |
15. | 期末試験 |
1. | (D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる. |
1. | (C)技術・工学が地球環境と生態系との共生・共存を無視して独走することがないように,「技術・工学が社会に果たす役割」を強く自覚するための基礎知識と総合能力を習得する |
1. | (D)社会・文化と人間のかかわりを理解し,異なった立場からの考えを理解する柔軟性. |
1. | A1:種々の文化および社会の発展の歴史を理解して、説明することができる。 |
・ | 授業時間の前後 |