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社会心理学

Social Psychology

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授業の概要

社会の中で個人はどのように振舞うのか。またそれはなぜか。この講義では、社会心理学の基本的な研究、概念を学びながら、それらが日常生活で経験される出来事や現代の社会現象を説明する道具としていかなる有効性もち、またどんな限界を抱えているのかを考えていく。

達成目標

1.講義で紹介した社会心理学の基礎的な知識を身につけることができたか。
2.それらの知識を身の回りの出来事や現実社会の問題に適用できるか。

授業計画

1.講義ガイダンス
2.社会心理学とは・社会心理学の研究法
3.社会的影響過程
4.要請と承諾
5.態度と説得
6.自己認知
7.他者認知
8.社会的推論・原因帰属
9.認知の誤り・誤解
10.差別と偏見
11.リスクと意思決定
12.集団の機能
13.集団内影響過程と同調・逸脱
14.社会的ジレンマ
15.まとめ

評価方法と基準

授業中に課す小課題(20%)、小レポート×2(50%)、期末レポート(30%)を100点とし、総合成績60点以上を合格とする。それぞれの課題では、講義で紹介した社会心理学の研究や概念、時には自身の考えなどを用いて、特定の社会事象や実験で得られた事実を論理的に説明することができるかを見る。

教科書・参考書

亀田達也・村田光二 2000 『複雑さに挑む社会心理学—適応エージェントとしての人間』 有斐閣
R.チャルディーニ 1991 『影響力の武器—なぜ、人は動かされるのか』 誠信書房

履修前の準備

特になし。

学習・教育目標との対応(機械工学科)

1.(D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる.

学習・教育目標との対応(機械工学第二学科)

1.(C)技術・工学が地球環境と生態系との共生・共存を無視して独走することがないように,「技術・工学が社会に果たす役割」を強く自覚するための基礎知識と総合能力を習得する

学習・教育目標との対応(応用化学科)

1.(D)社会・文化と人間のかかわりを理解し,異なった立場からの考えを理解する柔軟性.

学習・教育目標との対応(電気工学科)

1.A1:種々の文化および社会の発展の歴史を理解して、説明することができる。

オフィスアワー

授業の前後に非常勤講師室にて

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:55:35 JST 2013