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総合リテラシ

Introductory Training to University-level Study

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教授中村広幸
准教授栗島英明
教授寄藤昂

授業の概要

 この科目は、現実社会のことがらに関して大学生に求められる基本的な調べ方、考え方、ものの見方(=総合的リテラシー)を身に付けることを目的とする。具体的には、人文社会系の内容を題材として、少人数の演習形式や課題実習を通して一定の能力を身に付けさせるトレーニング型の授業を行う。
 担当教員別に3クラスに分かれ、寄藤は「都市・社会・経済」、中村は「情報と都市」、栗島は「環境と社会」をキーワードとして、「資料」の探し方・読み方、フィールドワークの方法、レポートのまとめ方、口頭発表の方法などについて、手法の説明と課題実習を繰り返して実施する。

達成目標

1.必要な情報、データを自分で探し、入手できるようにする。
2.与えられた課題を研究する場合の基本的手順を身に付ける。
3.レポート作成、口頭発表の基本的なルール、形式を身に付ける。

授業計画

1.はじめに:  この授業の進め方
2.資料を探す: 基本は、何よりも「図書、雑誌」。
3.         インターネットに安易に頼るな、上手に "正しく" 使え。
4.         ネットで見つけて、それから? 原典が大切。
5.資料を読む: 情報とデータ、 "読む" と "使う" 。
6.         読むことから "要約" すること、"考察" することへ。
7.         資料を批判的に読むということ。
8.現場で調べる:フィールドワークとはどんなことをするのか。
9.         現場で、見る、聞く、測る、数える、そして感じる。
10.レポート作成:作文とレポートはどこがちがうのか。
11.         文献や資料の "引用・参照" のルール。
12.         考察はどのように書くのか。
13.発表と討論: 口頭発表の基本原則。
14.         "事実" と "論理" で議論する。
15.まとめ

評価方法と基準

授業中に指示する「実習課題」への取り組み、および授業態度等を合せて総合的に評価する。授業の性質上、欠席は大きなマイナスとなる。

教科書・参考書

特定のテキストは使用せず、必要に応じてプリントを配付する。

履修前の準備

特になし。本科目は少人数で行うため、履修者数を制限する。

学習・教育目標との対応(機械工学科)

1.(D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる.

学習・教育目標との対応(機械工学第二学科)

1.(G)技術的な討議や情報交換等のコミュニケーションが行える知識を習得する (1) 日本語による技術者としてのコミュニケーション能力 (2) 英語による基礎的なコミュニケーション能力

学習・教育目標との対応(応用化学科)

1.(G)課題解決計画を報告書として文章化し,発表し討論できる能力.

学習・教育目標との対応(電気工学科)

1.A1:種々の文化および社会の発展の歴史を理解して、説明することができる。

オフィスアワー

中村:火・水曜日の授業時間以外 研究室にて
寄藤:水曜日の授業時間以外 研究室にて
栗嶋:

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Sat Nov 26 15:43:58 JST 2011