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ジョグ/ウォーク

Jog / Walk

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小椋一也

授業の概要

 近年、幾種のスポーツブームの中でウォーキングほど支持される年齢層の幅が広く、また、その活動ニーズがバラエティーに富んでいるものはないといえる。特に健康・体力づくり、レクリエーションなどの手段としてその注目度は高まっている。
この授業ではウォーキングを知るために様々な視点で「歩く」ことを体験的に実践し考える。エクササイズ・ウォーキングをはじめ、シニア層を中心に注目されているスロー・ウォーキングや校外の散策ウォーキング取り入れながら、年齢や体力に応じたヘルスデザインを考える知見を高めてもらう。
 また、近年モラルの低下が叫ばれており、授業態度についてはスポーツマンシップの実践を要求し、評価基準でも重要視される。

達成目標

1.ウォーキングを理解する手段として、身体的な状態と利点を把握する。
2.加齢変化により身体動作がどのようになるのかを疑似体験し、ウォーキングにやさしい環境や留意点を整理できる基礎能力を習得する。
3.中距離ウォーキングの心身面の効果を考え、コース・プログラムの考案を把握する。
4.ウォーキングマップの作成を通し、大学周辺の地域の理解、参画型な作業スキルを習得する。
5.スポーツマンシップの実践。

授業計画

1.オリエンテーション(於:第2体育館1F)
 ・履修者の決定
 ・授業の内容・方向性・評価方法などの説明
2.スポーツマンシップについて(講義)
3.ウォーキングの理解
・ウォーキングで判ること−測定の意味  ・ウォーキング体験
4.やさしい環境の理解−(1)
・加齢変化の疑似体験−歩くコース(校内)のリストづくり
5.やさしい環境の理解−(2)
・加齢変化の疑似体験−ウエイト及びゴーグルの装着歩行1
6.やさしい環境の理解−(3)
・加齢変化の疑似体験−ウエイト及びゴーグルの装着歩行2
7.やさしい環境の理解−(4):小まとめと班発表
8.中距離ウォーキングの理解−(1)
・校外のモデルコース?と?を例に、散策行程の計画(目的・距離・コース・運営・サポート)、実行、評価(支援者・参加者)を考える。
9.中距離ウォーキングの理解−(2)
・中距離ウォーキングの実施(終日)−1
10.中距離ウォーキングの理解−(3)
・中距離ウォーキング実施(終日)−2
11.中距離ウォーキングの理解−(4)
・まとめ
12.ウォーキングマップの作成−(1)
・インターネットを活用し、基礎となるマップをつくる。意図するマップの確認
13.ウォーキングマップの作成−(2)
   ・下見ウォーキング、情報の採取と整理しておく作業の確認
14.ウォーキングマップの作成−(3)
   ・各自の整理したものをすり合わせる。マップの作成
15.ウォーキングマップの作成−(4)
   ・マップ・ウォーキング及びグループ発表

評価方法と基準

科目の合否は、すべての時間におけるスポーツマンシップの実践(30%)、安全な身体活動の実践(60%)で評価し、全講座終了時の達成度の評価(10%)で100点とする。
合計授業数(15回)の2/3以上出席者で総合得点60点以上を合格とする。

教科書・参考書

特に定めない。必要に応じて資料を配布する。

履修前の準備

運動着、ウォーキングに適したシューズを必ず着用すること。また、雨天時でも歩けるようにウインドブレーカー類を事前に用意しておくこと。校外のウォーキング時は交通費・昼食費は実費。マップ作成時の交通費・プリント代は実費。

学習・教育目標との対応(機械工学科)

1.(I-1)学習・発表・討議のプロセスを通じて身に付けた論理的な思考とプレゼンテーションスキルにより,他人の考えを理解し,自らの考えや意見を伝達することができる.

学習・教育目標との対応(機械工学第二学科)

1.(G)技術的な討議や情報交換等のコミュニケーションが行える知識を習得する (1) 日本語による技術者としてのコミュニケーション能力 (2) 英語による基礎的なコミュニケーション能力

学習・教育目標との対応(電気工学科)

1.H.課題に対して効果的に取り組むために、状況に応じてチームを編成し、自分の役割を担うことができる。

オフィスアワー

金曜日、朝8:25〜8:45まで、体育準備室(第1体育館1F)

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Sat May 08 08:02:58 JST 2010