A0743500

図学

Theory of Drawing

開講部

工学部

開講学科

機械工学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
講師植木忠博

授業の概要

図学は製図の基礎的位置づけにある。投影によって得られた二次元の投影図によって、幾何学的感覚により、三次元的立体観の確立を目的としている。このように 二次元、三次元相互の自由な変換能力がエンジニアには必要であり、この基本的能力を涵養することが図学の目的である。本講義においては、第3角法に基づいて行っている。

達成目標

1.立体図形を平面図形に変換できる。
2.平面図形を立体図形に変換できる。
3.平面図学の基本作図法ができる。
4.投影法の種類を理解できる。

授業計画

1.プロローブ
 図学の歴史、製図との関連、用具、用具の使い方、線の種類と使い分け、授業方法
2.平面図学1
基本事項.円錐曲線.渦巻き線
3.平面投影1
 投影とは.投影の種類と分類.
 投影面の名称と表示投影図の表示
4.平面投影2
 第3角法と第1角法
 両投影法の相違.基本主投影
 第3角法による点、線.平面.立体の表示
5.平面投影3
 第3角法による投影演習  
 立体図により平面図への変換
6.単面投影1
 単面投影の種類、方法
7.単面投影2
 単面投影の基礎演習
8.単面投影3
 平面図より立体図への変換
9.平面
 表示法、直線視図、傾角、直線と平面の交点
 二平面の交線.二平面の交角
10.立体
 直円錐、直円柱、斜円錐
 斜円柱、角柱、角柱の副投影
11.交点
 2平面の交線、直線と多面体の交点・直線と角柱の交点。
 直線と円柱の交点、直線と円錐の交点
12.相貫及び相貫体1
  ・相貫とは、多面体と多面体の相貫、3角柱と三角柱の相貫
  ・円柱と円柱の相貫.円柱と角錐の相貰.円錐と角柱
13.相貫及び相貫体1
 相貫とは、多面体と多面体の相貫、3角柱と三角柱の相貫
14..相貫及び相貫体2
 円柱と円柱の相貫.円柱と角錐の相貰.円錐と角柱
15.試験

評価方法と基準

演習40点および試験60点総合100点で合計60点以上を合格とする。

教科書・参考書

佐藤 運男・笠井 尚雄・谷内 聖 「図学」 三海堂
その他 製図・図学関係の図書

履修前の準備

特になし

学習・教育目標との対応

1.(E)機械の運動機構や動特性,構造や強度,物質・運動量・エネルギーの流れなど,機械工学の基盤技術に関わる物理現象を,自然科学の法則に基づいて理解することができる.
2.(H)機械を実現するために必要な工学特有の手法(計測,制御,設計,加工,プログラミングなど)に習熟し,それらを問題の状況に応じて適切に使うことができる.

オフィスアワー

授業曜日の昼休み、授業終了後

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:55:52 JST 2013