C0870200

材料物理演習2

Exercises in Materials Physics 2

開講部

工学部

開講学科

材料工学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

演習
教授野田和彦この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

材料工学の基盤となる自然科学は物理学と化学である.本科目は、基底科目の物理・化学と連動して理解を深め、材料工学の導入になるような演習を行う.なお、2006年度はカリキュラム移行期の暫定的措置として、化学を主体とする演習を行う予定である.

達成目標

1.有機材料を理解するのに必要な、化学の基本的知識を再確認する
2.化合物の性質を構造式から類推するための思考方法を獲得する
3.材料の物性を理解するための基礎事項として材料の状態・反応性について習得する

授業計画

1.ガイダンス
2.化合物命名法
3.原子の構造 - 核・電子配置
4.原子の構造 - 原子軌道
5.化学結合 - イオン結合、共有結合
6.化学結合 - 電気陰性度、共鳴構造
7.分子軌道 - σ結合とπ結合
8.中間試験
9.物質の状態と相平衡
10.熱力学的平衡
11.反応速度論
12.固体の熱力学
13.酸化還元
14.物質構造と分光法
15.期末試験

評価方法と基準

全ての達成目標を各回の演習問題及び試験で評価し、総合得点率が60%以上を
合格とする.

教科書・参考書

[参考書]化学通論 吉岡甲子郎著 裳華房

履修前の準備

高校化学(化学I、II)の復習(履修していないものは予習)を行っておくことが望ましい

学習・教育目標との対応

(E) 材料物理学
材料に対する物理的現象を数式で記述して議論する能力を得る.また、材料の力学的評価法を理解する.

(F) 材料物質科学
原子、分子レベルで材料を理解し、物質科学的な材料分析法・処理法の知識を得る

オフィスアワー

授業終了直後、講師室にて
研究室に電子メール、訪問などで問い合わせも可能(毎週月曜〜土曜)

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:56:01 JST 2013