倫理学 |
Ethics |
教授 | 小出泰士 |
1. | 倫理学の基本的学説を理解すること |
2. | 倫理学的アプローチの技術を身につけること |
3. | 現実の倫理問題を倫理学的に分析し考察できる能力を養うこと |
1. | 倫理的相対主義 プロタゴラス:人間は万物の尺度である、無常観、ドクサ |
2. | 真理の探究 ソクラテス:人間にとって最も大切なことは何か |
3. | 善とは何か プラトン:自然(ピュシス)と法(ノモス)、法は強者に都合のよいルールか |
4. | 幸福とは何か アリストテレス:四元徳、中庸、実践的な知恵 |
5. | カントの倫理学(1) 定言命法 |
6. | カントの倫理学(2) 自由 |
7. | 功利主義(1) 最大多数の最大幸福 |
8. | 功利主義(2) 功利主義の問題点 |
9. | キリスト教の倫理思想(1) 人間の尊厳、隣人愛、人工生殖について |
10. | キリスト教の倫理思想(2) イエスの精神主義 |
11. | ニーチェの倫理思想(1) プラトニズムとキリスト教への批判 |
12. | ニーチェの倫理思想(2) ルサンチマン、善悪の彼岸、精神の自由 |
13. | ユングの倫理思想 個人的無意識と集合的無意識、個性化 |
14. | ベルクソンの倫理思想(1) 自我の持続、個人的自我と社会的自我、物質と生命 |
15. | ベルクソンの倫理思想(2) 閉じた道徳(宗教)と開いた道徳(宗教) |
1. | (D-1)医療過誤,環境汚染,原発事故など,技術の発達が社会構造や自然環境にもたらしてきた問題を学習することで,倫理的な視点を踏まえて技術開発を進めることができる. |
2. | (D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる. |
1. | (C)技術・工学が地球環境と生態系との共生・共存を無視して独走することがないように,「技術・工学が社会に果たす役割」を強く自覚するための基礎知識と総合能力を習得する |
1. | (D)社会・文化と人間のかかわりを理解し,異なった立場からの考えを理解する柔軟性. |
1. | B1:技術者の行動規範となる倫理要綱を理解し、説明できる。 |
・ | 金曜日4限、講師室にて。 |