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ロシアの言語と文化

Russian Language and Culture

所属する学科を選んでください:

高木美菜子この授業の2009年度のアンケートを参照

授業の概要

日本の自動車メーカー、情報通信機器メーカーなどが相次いでロシアへ進出している現在、この隣国の言語と文化を知り、その基底にある独自のメンタリティを理解することは将来のエンジニアにとって貴重な付加価値となる。この授業では、幅広くロシアについての情報を提供し、さまざまな視点から文化を解剖する。その際、講師の専門である美学・文化論を軸に、日本の環境行政を左右しかねない東欧圏も含めたスラブ文化、さらにヨーロッパ文化を広く視野に入れて展開する。また、ロシア語のミニマムを学ぶ。

達成目標

1.ヨーロッパとアジアにまたがる広大な国土をもつロシアの概要と現状を把握する。
2.ロシアの歴史、風土、文化を知る。
3.キリル文字(ロシア文字)を読み、書くことができる。
4.ロシア語のしくみを理解する。

授業計画

1.ガイダンス。地理・自然環境(地図帳持参のこと)。
2.現代ロシアの市民生活。日本のなかのロシア語。スポーツ。
3.産業と科学技術。サイエンス記事の検索法。
4.ロシアの文化(1)— 歴史、宗教。
5.ロシアの文化(2)— 食文化。ロシア学リテラシー。
6.言語と文字(1)− キリル文字とアルファベット。
7.言語と文字(2)− アルファベットの読み書き。
8.言語と文字(3)− ロシア語の特徴。
9.言語と文字(4)− 文章の構造。
10.ロシアの文化(3) − 美術・建築。
11.ロシアの文化(4) − 音楽・舞台芸術。
12.ロシアの文化 (5)  − 祝祭.・暦。
13.ロシアの文化(6) − 映画・アニメーション。
14.ロシアの文化(7) − 文学・ファンタジー。
15.期末試験。

評価方法と基準

小テストあるいは事前課題(いずれかの授業で3回程度実施)20%、期末試験40%、レポート40%とし、総合得点が60%以上を合格とする。

教科書・参考書

教科書:ロシア語は「ミニマム・ロシア語1」。
文化についてはプリントを配布する予定。
参考書:授業中に指示するWEBサイト、「ユーラシアブックレット」全巻(東洋書店)、『三訂版・ロシア<通>になるための常識15章』(アーバンプロ出版センター)(いずれも大宮校舎図書館所蔵)を参考情報源とする。

履修前の準備

A4のクリアファイル、地図帳を持参のこと。

学習・教育目標との対応(機械工学科)

1.(D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる.

学習・教育目標との対応(機械工学第二学科)

1.(C)技術・工学が地球環境と生態系との共生・共存を無視して独走することがないように,「技術・工学が社会に果たす役割」を強く自覚するための基礎知識と総合能力を習得する

学習・教育目標との対応(応用化学科)

1.(D)社会・文化と人間のかかわりを理解し,異なった立場からの考えを理解する柔軟性.

学習・教育目標との対応(電気工学科)

1.A1:種々の文化および社会の発展の歴史を理解して、説明することができる。

オフィスアワー

授業時間の前後、講師室にて

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Sat May 08 08:03:12 JST 2010