C0870800

計算材料入門

Introduction to Computational Material Science

開講部

工学部

開講学科

材料工学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

講義
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授業の概要

材料工学を含む様々な局面でコンピュータシミュレーションが用いられるようになってきている.本講義・演習では、現在の一般的なコンピュータ、オペレーションシステム、アプリケーションソフトウェアを概観的に説明し、実際に利用することで初歩的なコンピューティング技法を学ぶ.後半でJavaの基本的なプログラミングの説明と演習を行うことで、材料工学で用いられているコンピュータシュミレーションの導入に至ることを目的とする.

達成目標

1.コンピュータのハードウェアとソフトウェアの基本的な仕組み、位置付け、動作を理解し、基本的なアプリケーションの操作方法を身につける.
2.Javaを例としたソフトウェアのプログラミングのための基本的な概念、コーディング、コンパイル方法を理解し、実際にプログラムの作成、デバッグ、実行を通し、計算機による数値計算のための基礎的な能力を身に付ける.

授業計画

1.はじめに(ガイダンス、メールの使い方)
2.[演習] メールを用いたレポートの作成・提出方法
3.Java言語の紹介
4.[演習] Javaのプログラム作成、実行、ソースプログラムの提出方法
5.Javaプログラミングの基本(基本的なデータ、メソッド)
6.[演習] 簡単な計算、文字出力
7.プログラミングの制御構造(制御文、配列)
8.[演習]プログラミングの制御構造1
9.[演習]プログラミングの制御構造2
10.シミュレーションの基礎(制御文と配列の組合せの確認)
11.[演習]シミュレーションの基礎 (数値表現、計算精度)
12.グラフィクスの基礎(グラフィクス機能)
13.[演習] 二次元グラフの出力 (材料工学とプログラミング)
14.[演習] 三次元立体図形の出力 (分子軌道の出力)
15.学期末試験

評価方法と基準

両達成目標とも、各回の演習室端末上での演習および学期末試験で評価する.両者の合計の得点率が60%以上を合格とする.(各回の演習室端末上での演習 35% 学期末試験 65%)

教科書・参考書

「本格学習 Java入門」佐々木整著(技術評論)
「XP対応 新基礎コンピュータ演習」山本誠次郎、井内善臣著(実教出版)(参考書)

履修前の準備

特に無し

学習・教育目標との対応

(B) コミュニケーション
語学、情報技術を修得し、国際化・情報化社会に対応できる情報収集・発信能力を獲得する.
(E) 材料物理学
材料に対する物理的現象を数式で記述して議論する能力を得る.また、材料の力学的評価法を理解する.

オフィスアワー

演習終了直後、講師室にて.
メールで随時質問を受け付ける.

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:56:13 JST 2013