H0871000

都市整備

Urban Infrastructure Development

開講部

工学部

開講学科

土木工学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授遠藤玲この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

災害に対する危険性、環境問題、都市景観問題、中心市街地の衰退、交通渋滞など、都市は依然として多くの課題を抱えている。一方、少子高齢化・人口減少、財政難など、都市を取り巻く状況も大きく変化し厳しさを増している。このような状況の中で、引き続き街路、公園等の都市基盤施設の整備や健全な市街地の整備を推進していくことが求められている。
この科目では、都市整備の歴史的経緯を振り返ると共に、都市整備の現状と課題を概観し、都市計画事業や市街地開発事業等の事業や規制誘導の現行制度とその運用について解説する。更に、残された課題についても講義を行い、今後の都市整備の方向性について考察する。

達成目標

1.都市整備の経緯、現状と課題、現行制度とその運用について理解させる。
2.課題と手段の対応の重要性について理解させる。
3.課題に応じて適切に手段を組み合わせるために必要な「課題の構造」と「手段」に関する基本的知識を習得させる。

授業計画

1.授業ガイダンス
2.都市計画制度と都市整備(1)
3.都市計画制度と都市整備(2)
4.都市計画道路の計画と整備(1)
5.都市計画道路の計画と整備(2)
交通結節施設等の計画と整備
レポート課題1出題
6.都市公園の計画と整備
7.土地区画整理事業(1)
8.土地区画整理事業(2)
9.土地区画整理事業の実際
レポート課題2出題
10.都市再開発
市街地再開発事業(1)
11.市街地再開発事業(2)
12.土木からみた都市再開発
レポート課題3出題
13.密集市街地の整備
14.復習
15.期末試験

評価方法と基準

レポート課題3課題、各20%、計60%、期末試験40%で100点満点とし、総合得点60点以上を合格とする。

教科書・参考書

教科書は指定しない。
参考書は授業中に紹介する。
授業でプリントを配布する。

履修前の準備

都市の計画を履修していることが望ましい。

オフィスアワー

月曜3限、火曜2・3限、水曜2・3・4限、木曜2・3限

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合15%)

最終更新 : Thu Sep 20 07:54:33 JST 2012