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文学表現法

Creative Writing

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授業の概要

授業を通して、自分の文章作品を創ります。創作を通じて、日本語表現の豊かさや可能性を知り、まずは表現する楽しさを知りましょう。文章には、書き手の論理性や、思想(世界をどう捉えているか)、心理的背景、などが現れます。自覚的に文章を創作することで、得られることは無限にあると思います。
「書く」とは個人の知や考えを刻み、伝えること。「どう書く」のかは方法論であり、また創意工夫そのものです。この授業では「何をどう書くのか」ということを体系的・実践的に学び、考えていきます。

達成目標

1.公共印刷物レベルの文章を書くことができる。
2.自分を表現する楽しさを知り、読み手を意識した文章を書くことができる。
3.原稿用紙20枚程度の長い文章を、構造を意識して書くことができる。
4.日本語の様々な表現方法を知り、場面に応じて使うことができる。

授業計画

1.授業オリエンテーション。
2.発想、着想の方法。
3.良い文章とは、どんな文章かを考える。
4.段落を構成しよう。
5.アウトラインを作る。
6.文章構成の方法。
7.長い文章の構造。
8.ロジックをたてて文章を書く。
9.正しい日本語を書こう。
10.推敲の方法。推敲の実際。日本語の基本構造を知る。
11.作品を読んで評価しよう1。(中間レポート提出と面談)
12.センテンスの吟味。
13.作品を読んで評価しよう2。(中間レポート提出と面談)
14.レトリックについて。タイトルを考えよう。
15.レトリックに触れよう。書くことによって得られたもの。(期末レポート提出)

評価方法と基準

中間レポート1(範囲:第2〜9回)
中間レポート2(範囲:第10〜13回)
期末レポート(範囲:第2〜14回)
教場課題:13回(第2〜14回)

中間レポート10%
期末レポート50%
教場課題40%
総得点の60%以上の得点を合格点とする。

教科書・参考書

授業時、プリントを用意する。また適宜指示する。
中村航(講師)の小説を読んでみよう!

履修前の準備

国語辞書を用意し、教場に持参すること。

学習・教育目標との対応(機械工学科)

1.(D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる.
2.(I-1)学習・発表・討議のプロセスを通じて身に付けた論理的な思考とプレゼンテーションスキルにより,他人の考えを理解し,自らの考えや意見を伝達することができる.

学習・教育目標との対応(機械工学第二学科)

1.(F)科学的および工学的に思考し,与えられた制約の下で計画的に技術・科学論文を作成して表現できる能力を身につけ,さらに,総合的な観点から自主的,継続的に学習が持続できる能力を身につける (1) 技術・科学論文の作成能力 (2) 自ら継続的に学習する能力

学習・教育目標との対応(応用化学科)

1.(G)課題解決計画を報告書として文章化し,発表し討論できる能力.

学習・教育目標との対応(電気工学科)

1.F1:技術的資料や報告書を作成し、効果的に発表・討論できる。

オフィスアワー

授業終了後、講師室にて。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:56:28 JST 2013