C0670400

信頼性工学

Reliability Engineering

開講部

工学部

開講学科

材料工学科

開講学年

4年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択必修

系列区分

専門

講義区分

講義
准教授苅谷義治この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

構造物の安全設計に必要な疲労やクリープの解析技術についてケーススタディーを用いながら理解を深める.特に,有限要素法による応力・ひずみ解析に必要となる力学の構成式の導出や適用について詳細に解説を行う.

達成目標

1.各種力学解析モデルを用いて,応力およびひずみ解析が行え,それを用いて疲労やクリープの寿命予測が行える力を身に着ける.

授業計画

1.力学的信頼性とは
2.信頼性工学の確率論的基礎
3.弾性解析の基礎
4.弾塑性特性の基礎
・加工硬化則(等方硬化モデル,移動硬化モデル)
5.弾塑性解析のケーススタディー1
・弾塑性構成式の導出
6.弾塑性解析のケーススタディー2
・弾塑性構成式を用いた応力・ひずみ解析
7.クリープ特性
・クリープ変形メカニズム
8.クリープ解析の基礎およびケーススタディー
・クリープ構成式の導出方法
9.粘弾性特性の基礎
・粘弾性解析モデル(Maxwellモデル,Vogitモデル)
10.粘弾性解析のケーススタディー
・粘弾性構成式を用いた応力・ひずみ解析
11.疲労特性基礎
12.疲労寿命予測(破壊力学的手法)
・き裂進展解析
13.低サイクル疲労寿命予測
14.クリープ・疲労相互作用下における寿命予測
15.期末試験

評価方法と基準

演習問題(50)と期末試験(50)による.

教科書・参考書

堀内・金子・大塚訳「材料工学入門」(内田老鶴圃,2001)

履修前の準備

材料物理2を履修することが望ましい.

オフィスアワー

講義終了後,研究室.

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:56:34 JST 2013