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地域と情報

Social Information Studies

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授業の概要

本授業はパソコンやインターネットなどの情報技術を中心にしたものではない!
 都市や地域のありようは時代とともに大きく変化する。今日、われわれが生活する社会は情報社会と呼ばれるが、そこでは情報の果たす役割や情報に関する人々の行動が以前の社会に比べて著しく増大している。その結果、地域戦略やまちづくりのなかで情報やコミュニケーションの問題が大きな比重を占めるようになってきている。
 本講義は、そうした認識のもと、具体的な事例をとおして、地域と情報のかかわりを様々な視点からとらえ、理解することを主眼とする。必要に応じてフィールドワークを実施することもある。

達成目標

1.都市や地域と情報のかかわりについて理解できるようになる。

授業計画

1.イントロ 講義の概要とテーマの説明
2.情報を社会的な視点でみるとは?
3.戦後日本の社会変化
4.行動の変化と環境の変化
5.企業活動や組織の変容と情報(1)
6.企業活動や組織の変容と情報(2)
7.中間テスト・ディスカッション・レポート
8.情報の空間的偏在(1)
9.情報の空間的偏在(2)
10.東京への一極集中と情報
11.都市・地域開発と情報(1)
12.都市・地域開発と情報(2)
13.地域戦略と情報
14.グローバル化と情報
15.期末テスト(またはレポート)
16.授業の理解を助けるために、ビデオを用いたり、様々な資料に触れる機会を設ける。
 授業計画は15回を目安に割り振ったものであるが、授業の進捗状況などにより順序を入れ替えることがある。授業内容を知るうえの目安として欲しい。
 なお、履修者数や進捗状況に応じて、グループディスカッションやフィールドワークなどを行ったり、テストをレポートに振り替えることもある。

評価方法と基準

本講義では、事例を示しながらより多くの視点を提示することで、履修者一人ひとりが地域と情報のかかわりについて多角的にかつ、深く考えることができるようになることを狙う。
 したがって、本授業の評価は授業への参加を重視し、レポート課題や小テストを授業中に数回実施する。なお、小テストは予告なく行う。
 評価は、各テストとレポート(合計で90%)、ディスカッションへの参加(10%)を総合的に評価し、100点満点に換算し60点以上を合格とする。
 なお、提示したビデオや資料もテストの範囲に含むので授業に参加していない場合は著しく不利になるので注意すること。

教科書・参考書

<教科書>テキストは使用せず、適宜プリントを配布する。
<参考書>講義中に示す。

履修前の準備

本講義は3年生以上を対象とする。

学習・教育目標との対応(機械工学科)

1.(D-2)文化・芸術・歴史・国民性など広い視野から機械技術の役割を捉えることができ,それらを柔軟な発想で設計や開発に生かすことができる.

学習・教育目標との対応(機械工学第二学科)

1.(C)技術・工学が地球環境と生態系との共生・共存を無視して独走することがないように,「技術・工学が社会に果たす役割」を強く自覚するための基礎知識と総合能力を習得する

学習・教育目標との対応(応用化学科)

1.(D)社会・文化と人間のかかわりを理解し,異なった立場からの考えを理解する柔軟性.

学習・教育目標との対応(電気工学科)

1.A1:種々の文化および社会の発展の歴史を理解して、説明することができる。

オフィスアワー

前期後期ともに木曜日3限

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:56:36 JST 2013