J0690901

建築設計論IV

Theory of Architectural Design

開講部

工学部

開講学科

建築学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

1

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授堀越英嗣この先生のアンケート一覧を参照

授業の概要

建築を設計するという立場から、主に産業革命から始まった近代建築を通して、時代の意志、技術とデザインの関係について学ぶ。モダニズムデザインと日本の関係を読み解くことで、これからの設計のあるべき姿について考える。具体的な映像を使い図像の読み方、プランニングの意味についても考察を行う。

達成目標

1.過去の優れた近代建築の意味を様々な視点を通して探ることで、建築設計における基本について学ぶことが出来るようになる。
2.新しい設計アイデアの基礎が、身近な歴史の中に多くの事例と共に埋もれていることを発見する能力を養う。
3.様々な建築家の生き方を通して、これからの建築家象について考える。

授業計画

1.「私が建築を志した時代」 ARCHITECTURE & DESIGN ,CAR DESIGN,代々木屋内競技場
2.「近代建築と伝統について」・過去の建築的遺産は現代の創造の契機となりえるか
・凧の糸(山本学治) ・産業革命から始まった近代建築
3.アーツアンドクラフツ/モリス、、マッキントッシュ、アールヌーボー/オルタ、ギマール、ガウディ、ゼセッション/ワグナー、オルブリッヒ、ロース・
4.鉄の時代、技術の可能性への挑戦 エッフェル、シカゴ派、サリバン、バーナム、ジェンニー等
5. 「フランク・ロイド・ライトが与えた近代建築への影響」
・プレーリーハウス、ユーソニアンハウス、有機的建築
6.「モダニズムの始まり」・グロピウス、デ・スティル、バウハウス・コルビュジェ
・ミース
7.「場所性と身体性から考える可能性について」
・アアルト、ヤコブセン、吉村順三、等

評価方法と基準

授業時間中に理解し、考えたことをミニレポートの形式で授業の最後の時間でまとめてもらう。
ミニレポート内容で評価を行う。授業内容の理解度と表現能力を総合的に判断し、100点満点で60点以上を合格とする。原則として2/3以上の出席が求められる。

教科書・参考書

授業時間にその都度説明する。参考資料は必要に応じて配布する。

履修前の準備

特になし

オフィスアワー

木曜日18:00以降

環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合20%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:57:37 JST 2013