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開講部 | システム工学部 |
開講学科 | 共通科目 |
開講学年 | 学年共通 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 選択 |
系列区分 | 総合科目 |
講義区分 | 講義 |
授業の教育目的及び方針
人間として「善く生きる」とは、どのように生きることであろうか。人間として「自由に生きる」とは、どのように生きることであろうか。このような問いは、真剣に生きようと思う人なら、いつか、どこかで、みずからに発した問いであるに違いない。西洋・東洋をとわず、こうした問いは哲学の中心課題であったから、私たちが思索をめぐらす時も、先哲たちが手助けをしてくれるにちがいない。
この講義は、複雑でやっかいな現代を生きる私たちの問題をみずから真剣に考えることを主目標とするため、哲学史を学びながら、リポートを作成し、討論を交えることを中心としていきたいと思っている。
授業内容
1.西欧古代哲学史の概略:西欧古代・中世哲学史の全体像をつかむ(講義)
2.法律にさえ従っていればよいのか?(ディベートとリポート作成)
3.どんな社会で暮らすのが幸せなのか?(ディベートとリポート作成)
4.自分さえよければ、他人はどうでもよいのか?(リポート作成)
5.西欧中世・近代哲学史の概略:西欧近代哲学史の全体像をつかむ(講義)
6.「心はウリものじゃない」ってほんと?(リポート作成)
7.人はなぜ政治社会を作るのか?(ディベート、リポート作成)
8.いつでも正直でなければならないのか?(ディベート、リポート作成)
9.お金で買えないものがある?(リポート作成)
10.西欧現代哲学史の概略:西欧現代哲学史の全体像をつかむ(講義)
11.恋心が通じないのはなぜ?(ディベートとリポート作成)
12.権力は人を惑わすか?(ディベートとリポート作成)
13.公正な世界とは何か?(リポート作成)
14.心は「科学」的にとらえられるか?(ディベート、リポート作成)
15.哲学と人間:現代社会において哲学は必要か(総括リポート)
評価方法
毎時限のリポート80%(5段階評価)、積極的発表と内容20%
教科書
研究資料、プリントを配布する。適宜、参考図書を紹介をする。
備考
ディベートなどのため履修人数制限を行う場合がある。欠席および遅刻は減点の対象である。
環境との関連
最終更新 : Thu Sep 20 07:49:22 JST 2012