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史学II

History 2

開講部

システム工学部

開講学科

共通科目

開講学年

学年共通

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

総合科目

講義区分

講義
講師宮本義己この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

ボーダーレス化の一方で、文化と民族及び国家の有り様が改めて問われてきている現実に鑑み、史学Iに引き続いて現代社会における問題点克服の糸口とするため、日本の政治・経済・社会・文化の有り様を探り、その特質を認識する。

授業内容

上記の方針に基づき、

(1)幕藩体制から中央集権体制へ - 不平等条約締結の影響
(2)立憲君主政体の確立とその変容 - 明治憲法の理念と現実との乖離
(3)大日本帝国の戦争体制とその破綻 - “天皇制ファシズム”の限界
(4)財閥解体と農地改革 - “集団就職”の史的意味
(5)朝鮮特需と日米安保体制 - “高度経済成長”の背景
(6)冷戦構造の崩壊と日本の不況 - “戦後日本システム”の行詰り
(7)少子高齢化社会への展望 - 日本的様式の再発見と循環型社会の再構築
という項目を通して国家の枠組みの構造的変容を把握し、その深層を成す“談合”社会の意味に論及する。

評価方法

原則として定期試験の結果を重んじるが、必要に応じてこれに出席状況や受講態度など、授業への参加度を加味する。

教科書

講義の進行に合せて指示する。史学Iと合せての受講が望ましい。逐次プリント(資料)を配布する。

備考


環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合25%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:51:12 JST 2013