30110100

法学I

Jurisprudence 1

開講部

システム工学部

開講学科

共通科目

開講学年

学年共通

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

総合科目

講義区分

講義

土岐茂この授業の2008年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

わたしたちの社会は、犯罪や紛争を法によって解決する。もめごとがあったとき、法を知らなければ解決することはできない。本科目は、法についての基礎的知識と法学的思考を身につけることが目標であるが、前期ではとくに、紛争を解決する基準としての法(裁判規範)に着目する。日本国憲法の精神をふまえて、刑法や民法などの基本的な法律について述べることにもなる。なお、講義では、各回の授業で完結する内容を述べる予定である。

授業内容

1.法学への案内
2.日本の法律と裁判制度
3.刑法(1)—罪刑法定主義と犯罪
4.刑法(2)—憲法第36条と刑罰
5.家族生活と法(1)—婚姻制度
6.家族生活と法(2)—親子・相続
7.財産権(1)物権と債権
8.財産権(2)知的財産権
9.契 約
10.損害賠償
11.知る権利と情報公開制度
12.プライバシーの権利と個人情報の保護
13.生存権と社会保障
14.環境権と環境問題
15.まとめ

評価方法

主に年度末試験にもとづいて評価する。ただし、平常点(授業時に適宜小テストを実施)も評価の対象とする。

教科書

「社会に生きる法」 吉田 稔(北樹出版)。

備考


環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合 5%)

最終更新 : Sat Apr 03 01:35:21 JST 2010