これに引き続く数学IIとともに、解析学への入門的な基礎を学ぶ。微分積分学が中心となる。高校時代に学んだ内容より体系的かつ論理的に学ぶことで数学的な考え方を身に付け、また、応用上大切な結果や具体的な問題を扱う際に必要となる基礎的な知識を修得することを目的とする。
高校時代に学んだことと重なる部分もあるが、より高い見地に立って講義が進められるので、初めにたかをくくって履修をおろそかにすると後半で理解が困難となる。この科目は、システム工学だけでなく科学技術のあらゆる分野で、最も基本となる数学的手段を学ぶものであるから、その内容をしっかり身に付けるよう励んでほしい。