R1310400
開講部 | システム工学部 |
開講学科 | 環境システム学科 |
開講学年 | 1年次 |
開講時期 | 前期 |
単位数 | 2 |
単位区分 | 必修 |
系列区分 | 共通科目(学部基礎) |
講義区分 | 講義 |
授業の教育目的及び方針
これに引き続く数学IIとともに、解析学への入門的な基礎を学ぶ。微分積分学が中心となる。高校時代に学んだ内容より体系的かつ論理的に学ぶことで数学的な考え方を身に付け、また、応用上大切な結果や具体的な問題を扱う際に必要となる基礎的な知識を修得することを目的とする。
高校時代に学んだことと重なる部分もあるが、より高い見地に立って講義が進められるので、初めにたかをくくって履修をおろそかにすると後半で理解が困難となる。この科目は、システム工学だけでなく科学技術のあらゆる分野で、最も基本となる数学的手段を学ぶものであるから、その内容をしっかり身に付けるよう励んでほしい。
授業内容
1変数の微分積分学について学ぶ。内容は大きく次のように分けられる。
1.微分積分学の基礎 簡単な集合論、実数の連続性から始まり、数列の収束、さらには関数の連続性まで。
2.微分法 1変数関数の微分・高階微分とその応用。
3.積分法 1変数関数の定積分・不定積分とその応用。
授業は講義を中心に進めるが、内容の理解を深めるため、小テスト・問題演習やレポート提出を課すこともある。
評価方法
原則として期末テストの成績によって評価するが、上記の小テストやレポート提出を課した場合は、これらを加味する。
教科書
「理工系基礎 微分積分」(改訂版) 阿部剛久・都築みさを・古城朝美 著 (学術図書出版) 1993年
備考
関連科目「数学I演習」を同時に履修することを強く勧める。
環境との関連
最終更新 : Thu Sep 20 07:49:53 JST 2012