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数値解析

Numerical Analysis

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准教授赤木剛朗この授業の2008年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

20世紀になり、コンピュータを用いた数値解析法は急速に発展している。その社会的な影響は計り知れない。理系の学生であれば「数値シミュレーション」という言葉を耳にしたことも一度くらいはあるであろう。特にシステム工学において、数値シミュレーションはその基幹をなす技術として必要不可欠なものになっている。この授業では、「なぜ数値解析が必要なのか?」という最も根本的な話題から、方程式の解を数値解析の仕組み、また、数値解析ソフトや自分で組んだプログラムを用いて実際に数値解析を行うための手順について講義する。授業ではC言語を使用するので、あらかじめ各自復習しておくこと。

授業内容

授業は講義室における座学の他、実際に一人一台のコンピュータを使った実習を行う。あらかじめコンピュータ室の端末で利用できるか各自確認しておくこと。

第1回      科学の中の数値解析の立場、科学と倫理、授業の目的
第2・3回    [実習]C言語の復習
第4回      誤差とアルゴリズム
第5〜7回   非線形方程式の数値解法
第8回      [実習]非線形方程式の数値解法
第9〜11回  連立一次方程式の数値解法
第12回     [実習]連立一次方程式の数値解法
第13・14回  反復法の理論考察
第15回     今後の展望

評価方法

講義、実習に取り組む姿勢、レポート、及び、試験の結果によって評価する。

教科書

「科学技術系の数値解析入門」 阿部剛久 他著(昭晃堂) 1992年

備考


環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:50:07 JST 2012