R1470600
N1470400
P1470000
Q1470800

応用数学

Applied Mathematics

所属する学科・専攻を選択してください
教授古城 知己
准教授井戸川知之
准教授赤木剛朗
特別講師陣

授業の教育目的及び方針

応用数学とは自然科学・工学さらには社会科学も含む他分野への応用を目的とする数学で、本質的に学際的であり、数学の中に閉じた学問ではない。特に情報関連技術の発展により、その適用範囲は広まり、実効性も上がってきた。システム工学もまた個々の要素技術を探求する学問ではなく、それらを体系的に(システムとして)扱って目的達成を計る学際的なものである。一つのプロジェクトを、経験や勘に頼るのではなく、論理的・数理的に遂行していくシステム工学は、応用数学の一分野ともいえる。ますます複雑化する問題を混乱せず体系的に扱うには、基礎となる論理(数学)をしっかりおさえた上で、その応用についての感性を磨く必要がある。本科目では共通原理から応用事例まで複数のテーマをとりあげ、これらに触れることで問題を数理的に扱う感性を身につけてもらうことを目的とする。

授業内容

1.講義題目:応用数学全般にわたる共通的な話題から、個別の応用事例まで、複数のテーマをとりあげて講義する。特に、学外特別講師も招いて多彩な話題を提供するようにする。2008年度に予定している話題は以下の通りである。ただし、講師の都合・授業スケジュールとの関係で若干の変更はあり得る(講義の順序も含めた詳細は授業開始時のガイダンスにて告知する)。
(1) ウェーブレット解析とその応用(学外特別講師・阿部剛久)
(2) 精度保証付数値解析(学外特別講師・大石進一)
(3) 自然エネルギー利用とその数理(学外特別講師・黒沢俊雄)
(4) フーリエ級数と熱伝導方程式(機械制御システム学科・古城知己)
(5) 最適化の数理(電子情報システム学科・井戸川知之)
(6) 変分原理とその応用(機械制御システム学科・赤木剛朗)
2.実施方法:上記の各話題をそれぞれ2〜3回の講義にて紹介する。話題によっては、情報実験室等での演習をともなうこともある。

評価方法

各話題の担当者によるが、主にレポートにより評価する。出席も重視する。

教科書

これも各話題の担当者によるが、主に配布プリントにて代用される。

備考


環境との関連

環境関連科目 (環境教育割合20%)

最終更新 : Sat Nov 26 10:19:37 JST 2011