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化学II

General Chemistry 2

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福原潔この授業の2009年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

化学Iで学んだ物質の性質や化学反応をさらに深く理解する為に必要な化学的素養としてエネルギー,化学平衡,酸・塩基について学ぶ.また,生命科学を化学的な視点から理解する為の基礎知識と方法論を修得することを目的として,有機材料,医薬品,環境化学物質,生命について,原子・分子の化学の基礎をもとにした化学的視点からのアプローチの仕方および関連したトピックを紹介する.

授業内容

1. 気体分子運動論と熱力学第一法則
2. 熱力学第2法則
3. 反応速度 (一次反応と活性化エネルギー)
4. 化学平衡 (濃度平衡定数と圧平衡定数)
5. 酸と塩基 (定義、水素イオン濃度とpH、緩衝液)
6. 酸化と還元 (酸化還元反応、酸化数、電池、電気分解)
7. 中間試験
8. 界面活性剤
9. 合成高分子 (プラスチック、可塑剤、繊維)
10. 生体高分子の化学 (核酸、蛋白質、糖、脂質)
11. エネルギー代謝の化学 (解糖系、クエン酸回路、酸化的リン酸化)
12. 医薬品の化学 (構造活性相関、薬物代謝の化学)
13. 環境化学物質の化学 (毒性発現機構の化学)
14. 予防の化学 (フリーラジカルと生体防御、予防物質)
15. 期末試験

評価方法

中間試験40点満点,期末試験60点満点,合計100点とし,総合得点60点以上を合格とする.
中間・期末試験に際し,教科書・ノート・資料類を持ち込むことはできない.

教科書

金原粲 監修「基礎化学2」実教出版社 不足部分についてはプリントを配布

備考

「化学I」の履修を前提とする。

環境との関連

環境教育科目 (環境教育割合35%)

最終更新 : Thu Mar 28 07:53:53 JST 2013