P2230700
計測工学
Instrumentation
開講部
システム工学部
開講学科
電子情報システム学科
開講学年
2年次
開講時期
前期
単位数
2
単位区分
選択
系列区分
共通科目(システム・情報)
講義区分
講義
教授
田中直彦
授業の教育目的及び方針
計測とは、物事に関する定量的な知識を得ることである。実験を必要とする全ての科学研究において、あるいは物の生産や診断においても、計測は必須の道具である。本講義では、計測の方法とデータの評価法の基本的な考え方を理解することを主な目的とする。このため、多くの方法を羅列して紹介する様な講義は避け、本質の理解に重点をおくよう心がける。また本講義は、電子情報基礎実験(2年後期)で必要となる、多くの内容を含んでいる。電子情報基礎実験を履修したい場合は、必ず本講義を履修しておいてほしい。
授業内容
1.計測の基礎
1-1 計測の役割
1-2 基本的な計測の方法
1-3 SI単位
2.基本的な物理量の計測
(主に電気量の計測を扱う)
2-1 計器の基礎
2-2 電圧、電流、電力、抵抗等の計測
2-3 波形の観測
2-4 インピーダンスの計測
2-5 その他
3.計測データの図面化(グラフの書き方)
4.誤差の評価
4-1 計測器の確度
4-2 誤差の原因と性質
4-3 誤差の伝搬
4-4 最小二乗法
評価方法
主に、期末の筆記試験で評価する。
教科書
プリントを配布する。
備考
環境との関連
環境に関連しない科目
最終更新 : Wed Sep 28 07:17:41 JST 2011