1.管理工学の生い立ち Taylorの科学的管理法、IE、ORなど管理工学を構成する要素を歴史的にたどって理解する。
2.管理の分野と方法論 管理活動の分野(品質、コスト、スケジュールなど)に5つの方法論をあてはめて枠組みを示す。
3.計画と予測 管理のベースには計画があり、そのために必要ならば予測を行なう。その技法を説明する。
4.計画と構造化技法 複雑な問題の構造を解明して、計画立案などを行なう、問題の構造化技法について述べる。
5.製品企画と研究開発 計画のなかでも製品企画を取り上げ、研究開発管理について述べる。
6.スケジュール管理 スケジュール管理の基礎と代表的な手法であるPERTやシミュレーションについて説明する。
7.スケジュールと目標の管理 目標値の管理も含む手法である、アーンドバリュー法やFAMEなどを説明する。
8.コスト管理 コスト管理の手法を、見積り、予測・評価、統制について述べる。
9.品質管理(1) 品質管理の基礎である管理図などの伝統的な手法について学ぶ。
10.品質管理(2) 国際標準規格ISO9000ファミリーで採用している、品質マネジメントシステムの考え方を学ぶ。
11.リスク管理 リスク管理のサイクルに沿って、リスクの特定、定量化、対応策の策定方法を学ぶ。
12.組織管理、調達管理 プロジェクトを遂行する組織の構造と管理、外部から物品や役務を調達する管理について述べる。
13.人間的要素の計画と管理 人間の特性が関連することがらの計画と管理の手法を説明する。
14.日本的管理の特質 いわゆる日本的管理の特質を欧米の考え方と比較しつつ説明する。
15.期末試験