以下のようなテーマなどについて順次学習する。
・日常生活に伴う環境負荷とは
・家庭の電力消費による環境負荷(CO2排出量等)の推計の概要
・家庭の電力消費による環境負荷(CO2排出量等)の推計の実際
・自動車使用による環境負荷(NOx排出量等)の推計の概要
・自動車使用による環境負荷(NOx排出量等)の推計の実際
・炊事洗濯による環境負荷(BOD負荷量等)の推計の概要
・炊事洗濯による環境負荷(BOD負荷量等)の推計の実際
・食材の種類による環境負荷(CO2排出量等)の推計の概要
・食材の種類による環境負荷(CO2排出量等)の推計の実際
・飲料容器使用による環境負荷(CO2排出量等)の推計の概要
・飲料容器使用による環境負荷(CO2排出量等)の推計の実際
・グループ別実習1、2、3
・グループ別発表会
授業は、おおむね2回を1つの単位として考える。1回目はそれぞれのテーマについて、環境負荷を推計するための基礎的知識を教授し、2回目は受講者の家庭のデータをもとに、環境負荷や配慮行動の効果の推計を行う。例えば、生産・消費・廃棄の各段階におけるCO2排出量を、LCAの考え方に沿って飲料容器の種類ごとに推計する原理をまず学んでから、自分自身が実際に消費した飲料容器数のデータを用い、EXCELで生産〜廃棄段階のCO2排出量などを推計する。
なお、授業では毎回宿題が出される。1回目から2回目の間には、自分や家庭のデータを収集する宿題を課し、2回目のときには、計算結果をレポートとして提出する課題を課す。