R2840900

情報処理演習II

Exercises in Information Processing 2

開講部

システム工学部

開講学科

環境システム学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

1

単位区分

必修

系列区分

共通科目(システム・情報)

講義区分

演習
准教授小坂宏この授業の2010年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

コンピュータを作動させるのに必要なソフト・ウェアの作成を行なって、情報の入出力及び処理についての基本的な技術を修得する。2年次以降に、自らコンピュータを用いて具体的な問題解決にあたるための素地を形成することが目的である。
演習の前半は、プログラム作成の基本的な文法を具体的な課題を通して学習し、後半は、表計算ソフトウエアを使って、データの集計や分析を行うための方法を学習する。
本演習の前提となる知識は、講義(情報処理II)で教授する。演習ではこれを前提として、各自が演習課題を解くことに専念することとなる。

授業内容

第1回から9回までは、C言語を利用して自作プログラムを作成する演習を、第10回からは、EXCELの関数を利用した統計計算の演習を行う。
 1.エディタの使い方、簡単な出力練習
 2.四則演算と結果の表示 (演算子、出力書式)
 3.変数への値代入と演算 (入力書式 型宣言、変数)
 4.処理の流れ制御と分岐 (場合分け、分岐処理)
 5.配列の概念 (1次元配列、配列要素、添字)
 6.大量データの処理 (繰り返し処理と配列)
 7.多次元配列を応用した統計計算
 8.ファイルの扱い (ファイル入出力関数)
 9.ユーザー関数の作成 (関数、引数 戻り値、配列の受け渡し)
10.関数の基本形、グラフ作成方法  
11.統計関数を使ったデータの整理
12.実験データの相関分析      
13.データベースの扱い 
14.データベース関数を用いた集計
15.期末課題

評価方法

成績は、全体で数回出題する課題(宿題)と期末課題の作成結果及び出席状況によって評価する。

教科書

授業中に紹介する。

備考

履修前に修得を希望する科目:情報処理I、情報処理演習I、情報処理II

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:52:14 JST 2013