P0075800

電子情報基礎実験

Fundamental Experiment on Electronics and Information

開講部

システム工学部

開講学科

電子情報システム学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

実験
教授田中直彦この授業の2012年度のアンケートを参照
教授堀尾和重
教授渡部英二
教授岩崎久雄
教授吉田 健二

授業の教育目的及び方針

電子情報基礎実験では、電子・情報系で一般的に必要とされる実験技術の基礎を身につけることを目的とする。
具体的には、測定器の使い方を理解した後に、基本的な電子回路を組み立て、動作を解析していく。この過程で、授業で学んだ理論的事柄と、実際の物との関係を理解すると共に、実験の面白さも体験してほしい。

授業内容

 電子情報基礎実験では、以下に示すテーマの実験を行なう予定である。

1.ガイダンス(実験の進め方や注意事項の説明、報告書の書き方等についての極めて重要な説明。)
2.抵抗を測る(テスターの使い方を覚えた後、オームの法則、キルヒホッフの電流則・電圧則を確認する。)
3.LCR の働きと共振現象を調べる(LCR で構成された共振回路のインピーダンスを測定する。)
4.ダイオード・トランジスタの静特性(半導体素子にかかる電圧と、流れる電流の間に、どのような関係があるのかを調べる。)
5.トランジスタ増幅回路(トランジスタ1個の増幅器を構成し、電圧利得などの諸特性を測定する。)
6.論理回路(AND回路やOR回路、フリップフロップなどの動作を理解する。)

評価方法

毎回の出席と各テーマのレポートにより評価する。

教科書

テキストを配付する。

備考

電気回路I、II、計測工学、及び論理回路が履習済であること。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:52:21 JST 2013