P0080800

電子情報実験I

Experiments on Electronics and Information 1

開講部

システム工学部

開講学科

電子情報システム学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

実験
教授田中直彦この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

マイクロコンピュータは、電化製品やゲーム機をはじめとする様々な機器に応用されている。電子情報実験Iでは、マイクロコンピュータを実際に動かすことにより、コンピュータについての理解を確かなものにすることを目標とする。このために、初期の段階では、機械語プログラムを手作業で作成し、特別製のマイクロコンピュータを用いて、動作を1ステップずつ解析する。その後、I/0 の制御法や、スタックとサブルーチンの関係等を理解するための実験を行なう。
また、これらと並行して、アセンブリ言語やアセンブラについても学び、これらが使いこなせるように実習する。

授業内容

 電子情報実験Iでは、概ね以下の項目について実験を行なう。

1.メモリの基本動作:メモリ( ROM/RAM )に対してデータを読み書きする方法について学ぶ。
2.CPU の基本動作:短い機械語プログラムを1ステップずつ動かし、CPU がどのようにプログラムを実行しているのか理解する。
3.CPU の命令と実行:いくつかのプログラムを作成し、CPU の持っている命令について理解する。
  また、この段階で、アセンブリ言語とアサンブラについて学ぶ。
4.I/O の制御:外部とデータをやりとりするための、I/O ポートの機能とその制御法について学ぶ。
5.スタックとサブルーチン:サブルーチンの作成方法について学ぶ。また、サブルーチンコールにおいて、スタックの果たしている役割について学ぶ

評価方法

出席状況と、各テーマのレポートにより評価する。

教科書

テキストを配付する。

備考

電子情報基礎実験を履修していること。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:50:34 JST 2012