P0100400

情報実験I

Experiments in Information Engineering 1

開講部

システム工学部

開講学科

電子情報システム学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

実験
教授高橋正信この授業の2012年度のアンケートを参照
教授相場亮
教授松浦佐江子
教授三好匠

授業の教育目的及び方針

さまざまな講義・演習を通じて学んできたプログラミング言語の構成要素やプログラミングの手法などの知識を総合的に用いて、より複雑で高度な課題に対して適応できるためのプログラミング能力の向上を目指す。なお、本科目ではいくつかの実験テーマを設定し、それに沿ってプログラムを作成することで、プログラミングの技術を身につける。プログラミング言語は基本的にCとJavaを用いる。

授業内容

概ね以下のようなテーマで行う予定である。
(1) プログラムの保守性と信頼性について(松浦,4週,JAVA)
 オブジェクト指向開発に基づき、仕様変更に伴うプログラムの変更方法とプログラムのテストについて学ぶ。
(2) ハードウエアを考慮したプログラミング(高橋(正),4週,C言語)
 組込みシステムの開発など、そのシステムに適した効率的なプログラムの作成が要求される場合が多い。前半はその基礎となるポインタについて実験を行いながら理解を深め、後半では画像を題材として「効率的なプログラム」の作成について実験を行う。
(3) ネットワークプログラミング(三好,4週,C言語)
 インターネットの標準プロトコルであるTCP/IPを用いたプログラミングについて学び、ネットワークアプリケーションの開発実験を行う。
(4) プログラムの実行効率について(相場,3週,C言語)
 複雑な問題を例題としてとりあげ、その問題の持つ複雑さをさまざまな解決方法を実現するプログラミングを通して実験的に体得する。

評価方法

各課題ごとに設定された提出レポートにより評価する。授業時間中に審査する場合もある。なお、欠席は減点とする。レポートの提出遅れは原則として受理しない。

教科書

基本的にプリントを使用するが、必要な場合には指定する。各課題で用いるプログラミング言語の教科書などは実験時に持参すること。

備考

履修前に習得が望まれる科目:情報処理I、II、情報処理演習I、II、プログラミング演習I、II、データ構造とアルゴリズム、オブジェクト指向プログラミングI・II。情報実験IIの備考欄も確認すること。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:50:35 JST 2012