P0110300

情報実験II

Experiments in Information Engineering 2

開講部

システム工学部

開講学科

電子情報システム学科

開講学年

3年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

実験
教授相場亮この授業の2005年度のアンケートを参照
教授松浦佐江子この授業の2012年度のアンケートを参照
教授新津善弘

授業の教育目的及び方針

本授業では情報処理、アルゴリズムとデータ構造、オブジェクト指向プログラミングI・II、情報ネットワークI、ソフトウェア設計論等で行った学習を基に、半期で開発可能な程度の規模ならびに複雑度を持つソフトウェアをグループで開発する。最終的な目標は要求を満たすプログラムを完成することであるが、完成に至るまでのプロセスについても、目標を達成するには何時、何をどのように行えばよいかを考えながら実験を進めることがこの授業の狙いでもある。

授業内容

以下の3つのテーマから1つを選択する。

(1)人工知能向きのプログラミング言語である論理型言語Prologの初歩を学び、それを用いた知的なソフトウェアシステムの開発を体験的に実習する。2007年度はPrologを用いて旅行計画支援システムを作成した。(担当:相場)

(2)JavaとVB(もしくはC#)を用いた実RFIDシステムを制御するネットワークソフトウェアの開発実習を行う。具体的にはRFIDリーダの読み書き制御部、RFIDのデータベースへのアクセス制御部及び、GUI部について段階的に開発する工程を体験的に実習する。(担当:新津)

(3)JavaとUMLを用いたオブジェクト指向による実践的ソフトウェア開発実習を行う。これまでは芝浦工業大学大宮校舎会議室予約システム・自動販売機の制御ロジックとシミュレータ・自律車両型ロボットによる荷物自動搬送システムといったWebアプリケーションおよび組込みシステムの開発を行った。オブジェクト指向による要求分析から実装・テストまでの全工程を体験する実習である。(担当:松浦)

評価方法

評価は出席、各提出物、グループワークの評価、確認テスト、最終発表評価、最終レポート等によって総合的に判断する。

教科書


備考

テーマ(2)では3年前期の「情報ネットワークI」をテーマ(3)では3年前期の「ソフトウェア設計論」を履修していることが望ましい。

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:52:33 JST 2013