P0220000

LSI設計CAD

Computer Aided Design for LSI

開講部

システム工学部

開講学科

電子情報システム学科

開講学年

3年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
講師根岸良征この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

LSI(Large Scale Integrated Circuit:大規模集積回路)は,電子機器の小型化や低電力化,低コスト化に必須であり,近年の電子機器には,必ずLSIが利用されていると言っても過言ではない。また,LSIの設計にはCAD(Computer Aided Design)ツールが不可欠である。そこで,本講義では,CADツールを利用したLSI設計についての基本的な知識を学び,LSI設計に対する見識を養う。
3年次後期「LSI設計演習」を履修予定の人は本科目を履修すること。また,2年次の「論理回路」「論理回路演習」を履修していること(同等レベルの知識があること)が履修の必要条件となる。

授業内容

1. LSIの歴史,LSI設計とCAD
2. LSI設計方式,ハードウェア記述言語VHDL,ハイレベルシンセシス
3. VHDLゲートモデルを使った組み合わせ回路の設計
4. VHDLによる同期式順序回路の設計
5. VHDLによる論理合成
6. VHDLのシミュレーション
7. デジタルシステムのテスト,テスト性を高めるための設計

評価方法

小テスト20%(2〜3回実施),学期末試験80%

教科書

VHDLデジタル回路設計標準講座,Mark Zwolinski著 宇野みれ訳,翔泳社
¥3,800 (ISBN978-4-7981-1385-2)

備考

履修前に修得を希望する科目:LSI設計基礎,論理回路,論理回路演習

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:50:36 JST 2012