P0250700

半導体工学

Semiconductor Electronics

開講部

システム工学部

開講学科

電子情報システム学科

開講学年

2年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授堀尾和重この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

今日の情報・エレクトロニクスを理解、応用するためには、その中心的役割を果たしている半導体材料及びトランジスタ等のデバイスの基礎的諸現象や動作特性の学習が必要である。半導体工学では半導体基礎に引き続き、金属・半導体接合、pn接合、金属・絶縁物・半導体構造等の電気的性質について学び、これらを用いたトランジスタ、集積回路(IC、LSI)の動作を理解するための基礎を与える。

授業内容

1.金属・半導体接合の諸現象
  ・オーミック接触とショットキー接触
  ・ショットキー障壁における空乏層の解析
  ・ショットキー障壁における電流輸送機構

2.pn接合の電気的性質
  ・pn接合のエネルギーバンド図
  ・空乏層の解析と空乏層容量
  ・電流電圧特性の解析
  ・pn接合の破壊現象

3.ヘテロ接合

4.MOS 構造
  ・蓄積・空乏・反転状態と表面電位
  ・MOS容量
  ・チャネルの形成

5.ダイオードの実際
  ・直流特性
  ・交流特性
  ・スイッチ特性・過渡特性

評価方法

数回の小テスト、中間試験及び期末試験で行う。

教科書

「半導体工学」 松波弘之著(昭晃堂)

備考

履修前に修得を希望する科目:半導体基礎

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:52:36 JST 2013