P0640900

通信網工学

Telecommunication Network Engineering

開講部

システム工学部

開講学科

電子情報システム学科

開講学年

2年次

開講時期

前期

単位数

2

単位区分

選択

系列区分

専門

講義区分

講義
教授三好匠この授業の2012年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

通信網は,情報の伝達機能を果たす通信伝送路,交換接続や通信網管理を行う交換機,及び通信サービスの高度化を果たす通信処理・情報処理装置などが有機的に結合されて構成されるネットワークである.通信網構成の基礎となる理論に,通信トラフィック理論,信頼性設計理論,通信網構成理論などがある.本講義では,これらの理論について論じるとともに,その考え方を中心にして通信網の構成法や制御法,通信網の具体例などについて説明する.

授業内容

1.通信網工学序論

2.通信トラフィックと待ち行列
  2-1.通信呼の性質
  2-2.通信トラフィックの解析法
  2-3.アーランの即時式完全線群
  2-4.待ち行列システムの解析

3.通信網の信頼性設計
  3-1.システムの信頼性評価
  3-2.システムの信頼性の解析法
  3-3.ネットワークの連結確率
  3-4.障害規模を考慮した信頼性設計

4.通信網の構成
  4-1.通信網の設計課題
  4-2.回線網の構成
  4-3.通信網の制御
  4-4.通信網の具体例

評価方法

期末試験により評価する.

教科書

「情報通信網の基礎」 秋山 稔(丸善)[1997-08]

備考

履修前に習得を希望する科目:情報通信基礎(1年後期)

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Sep 20 07:50:41 JST 2012