Q0040000

材料力学I

Strength of Materials 1

開講部

システム工学部

開講学科

機械制御システム学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授小山浩幸この授業の2007年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

材料力学は機械工学の基礎であり,特に機械系の重要な必須科目の一つであ.。産業界で実際に使われている機械構造物やロボット等の設計では応力−ひずみ,はりの曲げ,はりのたわみ,軸のねじり等の強度計算を解くことにより製作している.
最近は,コンピュータによって強度設計計算も容易になり,複雑な形状や外から加わる力の問題をモデル化して解析している.この強度設計計算の基礎となっているのが材料力学である.さらに材料力学は,機械要素,機械製図法,基礎製図,設計製図,機械工学実習の講義を学ぶにあたり,その基礎となっている科目である.機械系の学生は必須の科目に近いものであるので,十分にマスターしておく必要がある.

授業内容

1.材料力学の基礎
2.応力−ひずみ
3.材料の機械的性質、安全率と許容応力
4.引張りと圧縮、軸荷重を受ける棒
5.不静定問題、熱応力
6.骨組構造
7.斜断面上に生ずる応力とモールの応力円
8.中間試験
9.はりの曲げモーメントとせん断力
10.単純支持はりのせん断力図と曲げモーメント図
11.片持ちはりはりのせん断力図と曲げモーメント図
12.はりの応力、断面二次モーメント
13.断面係数
14.はりのたわみ
15.期末試験

評価方法

授業中に行う4回の小テスト(20%)と中間試験(40%),期末試験(40%で評価する.

教科書

「要点がわかる材料力学」村瀬勝彦他(コロナ社)、参考書「わかる材料力学と演習」(日本理工出版会)

備考

前もって修得を希望する科目:一般力学I、機械力学
中間試験と期末試験は授業時間内で行う.

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:52:56 JST 2013