Q0230700

機械要素

Machine Elements

開講部

システム工学部

開講学科

機械制御システム学科

開講学年

1年次

開講時期

後期

単位数

2

単位区分

必修

系列区分

専門

講義区分

講義
教授岡村宏この授業の2008年度のアンケートを参照

授業の教育目的及び方針

「システム要素」とは何か?を考えてみる。ここで言う「要素」は一般に機械要素を示す。すなわち、「機械」は、「要素」の集合体である。次に、「機械」には、必ずそれに付随する「機能」が存在する。「システム」は、「要素」の「機能」を、その集合として見たものである。機械はこれらの要素を適切に組み合わせる設計、それをもとにした加工、組み立てによって現実のものとなる。この観点から機械は、いろいろな機械要素の組み合わせで初めて生命を与えられる。ここでは、主たるシステム要素につき講義、演習を行う。

授業内容

1.総論:システム要素と機械(システム)設計について
2.回転軸要素:軸の強さと設計基礎
3.回転軸要素:キー、スプライン
4.回転軸要素:軸継ぎ手(フランジ、流体、自在、固定、弾性)
5.締結要素:ボルト…締め付けトルク
6.締結要素:ボルト…ボルトの負担率
7.締結要素:ボルト…ボルトの締結法、ゆるみ防止
8.締結要素:溶接(含、スポット)、接着、接合、リベッ
9.支え要素:ころがり軸受の種類
10.支え要素:ころがり軸受の機能
11.支え要素:すべり軸受の種類
12.支え要素:すべり軸受の機能
13.送り運動要素:ボールねじの設計
14.防振・緩衝要素:ばね
15.期末試験

評価方法

中間試験(40%)と期末試験(60%)により評価する。

教科書

井澤實著「機械設計工学」理工学社

備考

履修前に修得を希望する科目:材料力学I、システム機構I

環境との関連

環境に関連しない科目

最終更新 : Thu Mar 28 07:53:00 JST 2013